日本のいちばん長い日 上 / 半藤一利 ハンドウカズトシ 〔本〕 文藝春秋　文春コミックス

星野之宣の新刊 海帝が終わって間もなく開始された本作品だが、原作者の半藤一利が亡くなり 残すべきこの本をマンガとしても読み手に伝えたいがための企画なのだろう。 昔の映画の出来は素晴らしいものだったが、マンガという異なった媒体でもそれは良い意味で生かされる技量であると思う。 星野、半藤の両名に感謝を。

本も読みましたが、漫画の迫力ならではの良さがありますね。 戦争の愚かさ、昭和天皇の犠牲なる。軍隊の精神。今の若者は、冷めているのだろうかな？　多くの人に、若い人に、知って欲しい。内容も、絵も良かったです。

昔、この作品の映画を観たのを思い出し、衝動買いをしてしまいました。考えさせられました。させられる事ばかりでした。そうした中で、戦争だけは、絶対にしてはいけないことを再確認できました。

名作を星野先生の画力でアレンジしていく様にファンとしては震えた。今後も名作を彼の考察を含めて読み進めていきたい。

昭和天皇の判断がなければ、一体日本はどうなっていただろうか？原作のコミカライズを超えた、熱い本だ。買うべき。