喰うか喰われるか　私の山口組体験 / 溝口敦 〔本〕 裏社会関連の本

昔から溝口さんの作品はよく読んでいます。やくざ、暴力団関係の本は怖いもの見たさで読んでいますが、この本でも書かれているように取材はたいへんだとおもいます。取材対象が必ず取材者を取り込もうとします。密着しつつ、ある線を絶対に超えないというのはたいへんなことだとおもいます。作者はそれを実行し刺され、息子さんも被害をうけています。それでも取材を続け公平な目でやくざ、暴力団を論じている数少ないライターと思います。

溝口敦先生は、真実のみ書かれているんで、現実味ありますね。普通はここまで渡世人の方と向かえないと思うますね。 読んでない人は、是非読んで下さい。 そして溝口敦先生の生き様を、学んで下さい。

著者は、高田馬場の仕事場前玄関で男に左背中を刺され重傷を負った。著者の長男は三鷹の路上で、ハサミを持った山口組系元組員に襲撃され、太腿を刺され重傷を負った。そんな著者の渾身の作品です。

作者の自伝に近い作品でした。ヤクザ関係書籍では一番読みやすい作家です。作家のバックボーンが知れてまた読み易くなりました。

過去の著作では匿名だった情報源に当たる人物の一部が実名で記述されており、溝口ファンには必読の一冊。第二弾も期待したい。

梱包状態、納期など、とてもスピーディーかつ丁寧で嬉しかったです。次回の書籍購入も同ショップを利用するつもりです。

かなり根性がある方だと、驚きました！怖いと思いますが、とことん自分の意志を貫く姿勢には、呆れますが称賛します。

内容が分かりやすくリアルで信憑性がある。 内部、組織が誰のため、誰からの指示でどのように動いているのかが面白い。

溝口さんの集大成的な作品だと思います。 マニアも満足する、詳しい記載がよかったです。 いやあ、面白かったなあ。

注文してからすぐに届きました。状態も綺麗でよかったです。また利用したいと思います。ありがとうございました。