池田レンズ メタルホルダールーペ 7013

目から25cmほど離れた位置に定規を置き、このルーペを定規の手前に10mmほど離して構えた時、レンズの視野には定規の目盛りの約3mm弱の範囲が拡大観測でき、その像の大きさは定規の約7倍程になります。 そして定規とルーペをそのまま、レンズがまつ毛に触れるほど目に近づけた時、倍率は変化せずに視野が広がって約11mmの範囲が拡大観測できます。 この状態の時は、視野の周囲の像が僅かに伸びて見えますが、目から数mm離すと観測範囲は約10mmになって像のゆがみはなくなります。 色収差についてはどんな場合にも感じられず、虹のように見える部分はありません。 プラスチックレンズにありがちな白っぽく霧が掛かったような感じはなく明瞭に観察できます。 なお裏側から覗くと中心以外はひどくぼやけるので見る方向が決まっています。 使用例として、メモリー基板の金メッキされた接続部分のごみの有無を確認するような場合には、このルーペ(18×)ではごみの質まで見分けられるほど倍率が高いので、7×～10×ぐらいが良いのではないかと思います。

よいルーペです。ひずみ、収差とも問題ありません。 色が黒いので小さなキズが目立ちます。商品説明で是非その点は、うたっていただけるとありがたいです。発送連絡などよい対応でした。