ROAD TO THE SUN

作曲家としてのパット・メセニーのアルバム。 パット・メセニーが作曲した2つのクラシックギターの組曲と、ボーナストラックとしてアルヴォ・ペルトの曲をメセニーがアレンジし、演奏した曲という斬新なアルバム構成。 2つの組曲はクラシックギタリスト故にクラシック感がしていますが、どこかで聴いたことがあるようなフレーズがちらほら出てきて、やっぱりパット・メセニーのアルバムなんだなと感じさせてくれます。 最後のメセニー演奏の曲は静かな祈りに満ちた印象を受けました。 このアルバムではパット・メセニーのジャズ感、疾走感はほぼないように思います。

パットメセニーのニューアルバムという触れ込みだが、実際にはラストの一曲だけがパットの演奏で、他はパットが作曲したものを新進気鋭のギタリストたちが演奏しているという点に注意が必要。ただ、曲と演奏のレベルは高く、クラシカルな雰囲気と相まってアルバム自体の出来は決して悪くない。要するにパットの新作として評価するアルバムではないが、パットのファンなら買ってがっかりすることもないアルバムである。

パット・メセニー名義のアルバムですがバット・メセニーは最後の曲のみの演奏でほとんど他のクラシックギタリストが演奏しています。でも曲そのものからパットの素晴らしさが溢れており、とても良いアルバムに仕上がっています。

６０歳過ぎて聞ける音楽に限りがありますが、パット・メセニーはすべて持っているお気に入りです。もっと多くの作品だしてほしい‼️

日本盤を待ち続けていましたが、発売される気配がない。 SIDE-EYE NYが発売され裏面を見たら レーベルが変わっていました。

1つのテーマで様々な解釈があること、楽しんで聴かせてもらいました。ギターの音色がなかなか心に迫ります。