日本の古典をよむ　９ （日本の古典をよむ　　　９） 阿部　秋生　他　秋山　虔　他校訂・訳 古典文学全集

まずこの業者さんは休業日にもかかわらず、当方の質問メールに丁寧に対応してくださってとても良い業者さんです。 さて、本書は桐壺の帖から藤裏葉の帖まで。あらすじがあってだいたいのイメージが掴めたところで現代語訳があり、原文が記載されており、話の筋道を理解しながら平安時代の貴族社会、権力争いが記載されている。まだ全てを読んだわけではないが、小説を読むようにどんどん読めてしまう。上述のように概略のおかげてストーリーをイメージできるからだと思う。原文も変体仮名ではなく記載されているので読みやすい。 原文の変体仮名を読みたい人は別の書に譲るしかないが、さらさらと読めるのは自分は充分目的を達成できていると思う。本書を充分読み込んだら原書(画像で紹介した)を読んでみたいと思う。

お香と源氏物語の関わりを再認識するために買いました。