吉永小百合私の生き方 築山卓観／著 タレントの本

最近ちょっとしたことで小百合さんのデビュー当時からの映画をずっと観ているが、そんなこともあり、彼女の関連本も読んでいる。現在の最新版なので購入した。既に他の本で紹介されているエピソードも載っているが、サユリストはそんなことは気にしない。元ネタのNHKの仕事の流儀が、なぜかオンデマンドでも小百合さんの回だけ見ることが出来ず、残念。彼女は自分のことを怠け者というが、あまり謙遜すると嫌味になりますよ。彼女の色々なことに対峙する姿勢は凄い。役で言えば、育ったところに実際に行って肌で感じその人柄や空気感等を掴み、演じた後再び同じ場所を訪れて、その役から抜けていくという姿勢は女優として凄いと思う。この本にそのエピソードが載っているかは、未だ完読していないので、わからないが。

大女優であることは知っていました。でも、これほど庶民感覚のある人とは思いませんでした。『仕事』をこれほどまで突き詰めた人はいないのではないでしょうか。