ルポ貧困大国アメリカ （岩波新書　新赤版　１１１２） 堤未果／著 岩波新書の本

これまで抱いていたアメリカ像がこんなにひどいものだったとは衝撃でした。でも、最近は日本も同じ道を辿ることにならないかと心配でなりません。こういう本を1人でも多くの国民に読んでほしいと思います。いえ、高校生や大学生の必読図書にしてほしいくらいです。でも、この国のトップは、それを決して許さないでしょう。

中流階級が消滅して二極化しているのは日本やアメリカだけじゃ有りません。サラリーマンになるのはとても難しいし、せめて常時雇用の立場になりたいのに資本家の犠牲者が増加。解決方法はわからないけどせめて現状の認識が必要。

アメリカは、本当は貧しい人々が世界で最も多い国であると理解できる。次に貧しい人々が多い国は日本です。何故なら、何でもかんでもアメリカをまねることが幸せだと教えられたからである。そして新自由主義というものまでも！

既に知っていることがかなり多かった。発行からすでにかなり時間が経っているため、そんなの当たり前じゃん となってしまう。

書き込みなどなく、読む上では問題ない古本でした。内容に惹かれての購入なので十分です。

値段、送料も安くていつも使わせていただいてます。

すぐに届きました