アル中ワンダーランド （扶桑社文庫　ま１９－１） まんきつ／著 一般文庫本その他

まんきつさんの漫画は偶然女性用サウナで『湯遊ワンダーランド』を読みどハマりし、以来筆者の書籍を購入させていただいています。 まんきつさんは、行間を読め！のタイプではないため、しっかり感情のひだを書いてくださるので、読者として理解しやすいです。また、私自身がまんきつさんと同世代かつ機能不全家族であったところも一致してまして、その時の筆者の気持ちが胸がつぶれるほど理解できます。とにかく心と言いますか、頭にズーンときますが、ラストが明るいため救われます。 また、他のレビュワーの方も仰っていましたが、よしもとばななさんの気を遣ってなのか気持ちよいお酒を飲める機会がまたあるかも云々が何回かあったのは不快です。（よしもとさんによからぬ感情をいだいてしまいました。） 余計なことを言ってしまいましたが、仕事子育て介護、あらゆる場面で孤独を感じられていらっしゃる方に読んでいただきたい、熱くおすすめしたい一冊です。

「まんきつ」と筆名を新たにし、代表作を文庫化。単行本からの後日談、解説、対談など盛り沢山。単行本の色鮮やかな山吹色から一転、白色のカバーだがインパクトはそのまま。自己否認の病と呼ばれるアルコール中毒。何度も読みたくなるこの本でいつかはきづけるのではないだろうか。

某ラジオ番組にまんきつさんがゲスト出演していたときの話が面白すぎて番組で紹介していた本書を購入しました。 上品な話し口調からは想像できないような壮絶なアル中体験に驚きます。 アル中の怖さがリアルに伝わってきます。 めちゃくちゃ面白かったです。

なかなかシュールです。 お酒を飲んで失敗（てへぺろっ） と言うような内容を想像してましたが、 どっこい、アルコール依存症の怖さが分かる本です。 もし、周りにお酒で悩んでいる人が居ればお勧めして欲しい本です。

単行本を持っていますが、書き下ろしのあとがきが読みたくて購入。作風は、アル中の頃のほうが個人的には大好きなのですが、それを続けるのはいろんな意味でしんどいんだろうなあと。応援してます。

さっくり読めて、でも意識に残る本でした。アル中と診断されてなくても、誰しも持つアディクションについて考えるきっかけになりました。

あーこれはまさしく私のことです。読んで当てはまることがたたありました。アルコール依存症は否認の病です。

面白おかしく読ませていただきました 次回も楽しみにしています