土偶を読む図鑑 竹倉史人／著 歴史の本その他

縄文時代のこれからの研究スタイルの見本と思いました。文字の無い時代の人々の生活を、考古学だけで解明するのは難しいと思っていました。いろんな分野の学問、世界の事例から学ぶことから導かれた人類学者竹倉氏の土偶解読には感嘆の思い、そしてコロンブスの卵に匹敵する「なるほど！」感があります。

土偶、植物や貝類の精霊だ、との説、縄文土偶の出土分布と、その地域で縄文人が食した植物・貝類との関係性を、直感的にも理解できるよう写真で示されている、目からウロコの本。

誕生日のプレゼントに贈りました。夢中になってページをめくっていて、本当に喜んでくれました。写真とわかりやすい解説が良いのだそうです。

工作が大好きな娘に読ませるために買ってみました。私が読んでも面白い本でした。親子で楽しめる良い本だと思います。

子供が土偶好きの為購入。しょうがさの子供でも読みやすいようで気に入ってもらえました。