さまよう刃　(文庫) 角川文庫の本

いきなり少女陵辱というセンセーショナルなスタートで初めは読む気を失せましたが、これは何か作者が言いたいのだと思い、読み続けました、私も娘が2人居るのでこんなことが身近に起きるとどうするかと考えながら読んでいたらいつの間にか完結してしまって・・・・てな感じです。主人公?が可愛そうで又それを支える人がいてなんていうか、人間模様が織り込まれていました。読んだ後も自分なりに色々と考えさせられる事があって・・・・。多分私も主人公と同じ境遇に会えば同じ様な事を行いそうで怖いです。

タイトルに引かれ購入。文庫本なのにボリュームは満点。でも一気にひきこまれ、一気に読んでしまいました。「重い」内容。自分が、被害者、被害者の親、警察官、犯人の家族など、その立場だったらどう思い、どう行動するだろうかと自問し、答えが見出せないまま。東野氏の作品の中でも特にオススメしたい作品です。

昨今、TVニュースで流れる少年事件やら 青年、壮年、老年男女問わず、何故 に？と思う暴力的な事。 答えがあれば安心なのに理由が答え になっているとは到底思えない。 そんな「どうして？」を見事に小説 にし、犯人、警察、被害者他諸々を 立場で操作し引き込ませ、読ませる。 そして尚、一層の鬱屈した思い。

何故か東野作品が読みたい欲求にかられ、まとめて購入しました。割り引きクーポンが使えました。映像化された作品です。犯罪の題材は、目を覆いたくなりますが、少年犯罪に対して重いテーマをつきつけてる作品でした。予想外の結末。これぞ、東野作品でした。

注文してから、4,5日で着きました。2個口に分かれてましたが、梱包はそれぞれきちんとされており、本も良い状態で入ってました。こちらは、欲しい本が全部揃ってあったので、在庫が豊富だと思います。また、次も頼みたいと思いました。

読了しました。東野さんの小説の中で1番好きかも…（笑）東野さんのは何故か今まであまり感情移入が出来なかったけど今回は違いました。ラストがががが。。。。（お口チャックしときます笑笑）本の状態は少し微妙かな(⌒-⌒; )

タイトルを見て何処かで見聞きした気がするタイトルだなぁーと思ったら韓流映画で見たタイトルでした。確か映画も面白かった筈とちょっと曖昧な記憶だったけど、本を読んで見たくなり購入。本も面白かったです。

私にもこの作品に登場してる少年少女と同年代の子供がいます。 とても考えさせられる作品です。 加害者の家族の気持ちも、被害者の家族の気持ちも解るだけに「私だったら･･･」と複雑な思いで購読しています。

娘を殺害された主人公に感情移入すると自分なら冷静ではいられなくなりそう。 ただ、この主人公は冷静で人との出会いで人の心を保ちつつ復讐を図ろうとする複雑な心境を上手く描いていると思います。

WOWOWのドラマを見て、原作を読んでみたいと思い図書館で借りようと思いましたが、借りれるまでに長く時間が掛かりそうなので購入しました。とても綺麗で状態も良く、満足しています。