商品レビュー

カスタムヘリテイジ912・フォルカン。　滑らかな書き味は勿論の事、扱い易いと思います。　個人感覚ながら、ニブの軟らかさも購入前に予測していたレベル(案外しっかり腰がある)に感じます。　筆圧を抑えめに書けば、同社Fより細い線幅にもなって。　私の万年筆体験～現在65歳、ある日唐突に興味を抱き始めたような形で今日に至るのですが、それが20歳前後の事。　中学でもペン習字授業で家族の物を使ったり、高校の入学祝として贈られたり(ショートサイズが主流の昭和期。パイロットのエリート／EFニブでした。現在も使用可能状態で手元にあります)、また家の大人たちは日常的に使っており、事務用机の抽斗の中を見れば、常に何本も収まっていました。　ある日、何気にその中の1本を取り出した所、生まれたての鹿の赤ちゃんの足を連想するような〝フニャフニャ〟の手応え。24金っぽい深い色合のニブで、そこそこの高級品だったのかも知れませんが、これには正直、退きました。　しかし今、殊更軟らかなペンを求めての購入です。要はニブの個性に自分を合わせる。(且つ、納得のいく文字を記す)　それが萬年筆なのだ、と。合気道の如き精神？で使いこなすのが、また楽しく。

フォルカンは気難しい万年筆で、手放しで推奨できるものではないと思いました。 まず、スキップし易い傾向があり、粘度の高いインクだと実用になりません。 インクフローも他の万年筆よりかは不安定で、接地から遅れ気味にインクが出ることがあります。 また、インクが出る際、こんもりと盛る傾向があるため、コピー用紙のような滲みやすい紙もバツ。 滲みを抑えるためにインクを良く吸収するタイプの万年筆専用紙でも、特徴が出にくいです。 また、繊細で柔らかいペン先は、紙繊維に引っ掛かることがあります。 糸を引いたような細い線が書けることが、大きな字幅の変化を作り出します。 そういう線を引くには、ペンの自重で書くのでは不足で、紙に重さが乗らない書き方する必要があります。そのうえで自然に書けば、重さの加わった部分と加わらなかった部分で、筆に近い筆跡が生まれると。 サラサラと字を崩しながら書くのには良いですが、小さな文字、特に画数の多い漢字を書くのには不向きでした。 なお、繊細なペン先だけに個体差も激しいように思います。 レビューなんかで、とても同じものを使っていると思えない表現が散見されます。 万能さより特定の場面で活躍する特化型です。

ペンペン　アヴェニューさんで2本目の万年筆を購入。今回も夜に注文して翌々日に到着。早く届いて有難いです。 ペン先FA（フォルカン）は、力の入れ加減で線の太さを変えれるとのこと。しかし、パイロットでも3種類の中から選ぶしか なく、銀色のペン先というと、これしかないでしょう。柄も黒しかなく、悩まなくて良い。全長140mm、ポケット用 クリップの根元から万年筆の後端までは131mm。ポケットの深さが120mmだと、クリップの先端でポケットの布を挟んで 固定はできるが見た目のおさまりは今一つ。机用とする。重さは購入時から本体に差し込んであるコンバータCON-70に インク色雫の月夜を吸わせて約25g。キャップなしで16g。特に重くない。太さはねじ式のキャップを外して、本体の最太部 を持つと約13mm。持ちやすい。安い紙ではインクフローが多いためか滲む。これはインク自体が滲みやすいのかもしれない。 インクフローの多さは、大きな字を書く際は有利。強い筆圧で壊れたら困るので、普通の筆圧で書くと、線の太さは 約0.4mm（範囲は約0.2~0.9 mm）。字の下手さはカバーされず、パイロットのペン習字に申し込む。

様々な紹介動画を見て購入に踏み切りましたが、ペン先は想像以上に柔らかく、普通の万年筆や筆ペンなどとは一線を画している印象です。 少しメリハリをつけて、筆圧と速度で字幅を変えての筆記がとても気に入っており、多少なりとも書道の心得があると、とても楽しいと思います。 メーカーの説明では『筆圧が高い方には不向きで、寝かせ気味の方向け』とされていて、確かに立てて持って鉛筆の様に書くだけでは持ち味を活かし難く、やや書き方や書き手を選ぶ難しいペン先かもしれません。 743より742、912の方が柔らかいとのことで912を選びましたが、PelikanのM800とほぼ同じ大きさにも関わらず軽めで、コンバーター内の棚吊り防止部品のカチャカチャ音が、いずれも高級感を阻害してかなり残念です。 それでも星５つで、もっとラインナップを増やして欲しいペン先です。

10号ニブの本品を15号ニブのフォルカンと比べながら使用したく、購入してみました。結論から言いますと、個人的には筆圧をかなり低くして書けば、そこまで15号と変わりません（若干柔らかいか、という程度）。パイロットのブルーを入れていろいろ試し書きをしていますが、インクスキップや所謂筆記線が二重になってしまうRailroadingも当然ありません。今後はプラチナのカーボンインクを入れて日常遣いとして活躍させる予定です。その点でもこの912のバージョンはサイズもコンパクトで目立たずで非常に良いです。 海外ではカッパープレート体用に使用するにはインクフローが足りないので、エボナイト製のフィードなどもカスタム製品として販売されているようですね。送料等の関係で日本からの注文は躊躇してしまいますが、いつか試してみたい気もします。

柔らかいニブで思った通りの書き味で大変満足です。黒いボディーにロジウムメッキの銀色のペン先は非常に美しく、また、FAニブの独特な装飾のないデザインも期待以上に素敵でした。 筆圧調整はこれまでの万年筆とは異なりますが、それも2日くらいでかなり慣れてきて使い込む楽しみもありますね。 パイロット万年筆は他にも持っていますが、購入後にペン先の調整なども丁寧に対応していただいた経験もあって安心してネットでも購入できます。 ペンペンアヴェニューさんには大変迅速に発送までしていただき、2日で手元に届きました。 文字を書くのがとても楽しく、またきっと欲しくなる万年筆が出てくると思います。その時もまたこちらのショップを利用させていただきたいと思います。

フォルカンの評判がよく、どうしても欲しくなり購入。名入りをメーカーに依頼したので２週間と数日で到着しました。到着してすぐにインクを入れて書いてみましたが、評判のしなりをあまり感じませんでした。それでも名入りもしてお気に入りになったのでたびたび使っていたところ、数日前からしなりを感じるようになってきました。当初の自分の期待が大きすぎたせいでわからなかったのか、数日使い続けてきてしなりやすくなったのかはわかりませんが、いまはこのしなりが手になじんでいなく、ぎこちない感じですが、使っているうちに慣れて、手に伝わる触感が変化していくかもしれません。今はそれが楽しみです。

pilotカスタムヘリテイジ912フォルカンニブを1ヶ月弱使ってみて、クセがあり人にもよると思いますが、私にはとても良い万年筆だと思います。筆圧が強い方やカリグラフィー的な事をやりたい方はインクがスキップしやすくなるのであまり向いてないかもしれません。あと、インクは少しサラサラしたインクの方が向いているかもしれません。理由は上記と同様粘度が高いインクだとスキップしやすくなる気がしました。ただ、使っていくうちにこの書き心地が癖になってくる面白い万年筆だと思います。ちなみに、写真のインクは色彩雫夕焼けです。

FAニブに興味があり購入しましたのでサイズ感は気にしていなかったのですが、結構大きめのペンで好みのサイズ感でした。 FAの書き味ですが、最初付属していた純正カートリッジで書いてみたのですが掠れまくって初期不良を疑うレベルで騙し騙しストレスを感じながらもなんとかカートリッジを使いきりました。 その後、色雫をコンバーターに入れて使うと掠れもなくインクフローも良好で本来の軟調ニブの書き味を楽しんでいます。 カートリッジが古かったのかそれとも相性なのか分かりませんが他のインクも色々試してみたいと思っています。

はじめての万年筆だったのですが、いきなりカスタムヘリテイジ912FAを買うという大胆なことをしてみました。いわゆる普通のサラサラぬるぬるの太字パンとは異なり、カリグラフィー的に強弱をつけて楽しく書けて楽しいです。一言で言って楽しいペンです。コンバーターもプッシュ式で簡単にできました。でも、普段使いに向いているのかは謎です。普段使いにはもっと速記できるものがいいでしょうし、オススメのものがあればまた買ってみたいです。

FAは試し書きをしておらず、前回こちらのお店でカスタム742を購入したので、ヘリテイジ912にしてみました。 基本的に同じ造りなのですが、カスタム742よりも書き心地はかために感じたのは個体差なのかもしれません。 思っていたようにクニャクニャすることもなかったです。 SFMとかのほうが柔らかく感じましたが、使い込んで来ると変わってくるのかもしれません。

名前とデザインが気に入っています。書き味はフォルカンですから、柔らかくスラスラ書けます。 インクは強色の使用により滲みがありませんし、他の万年筆と比べてインクフローが良くペン先の乾燥も少ないです。 カリカリ書く万年筆に比べ、ツルツルした紙に書くとカスレが少しでますが、ペン先の角度で解消できます。 このクラスの万年筆としては、トップクラスと思います。

以前実売店でパイロットカスタム74のSFを試し書きした上で購入したらペン先が全然柔らかく感じなかったので、思い切ってFAを購入しました。 （万年筆は実売店で買った方がいいと聞きますが、ネットショップは安く買える上に製品にも特に問題は感じません。） 期待通りのフニフニした感触で満足です。 筆圧をかけなければ細字もサラサラ書けます。

初めて購入させて頂きました 万年筆何本も もっているのですが ついつい 見た目と値段 フォルカンに 誘惑され 届いてみると やはり ペン先の感覚が こんなにも 違うのかと 下手な字を また 練習しなくてはと 思わせてもらいました 商品 配送 年始めながら とてもスピーディーで 良いものでした また ストアの方 覗かせでいただきます ありがとうごさいました またお願いします

エラボーの細字タイプが気に入って、近しいけど別の個性があるモノが欲しくなり購入。腰の強さ弾力があるエラボーの方が扱いやすさはあります。フォルカンは、より筆の感覚に近いので少し慣れが必要ですね。でも慣れれば線の強弱をつけた字が書けそうで楽しみです。

フォルカンというソフトニブが使いたくて購入しました。柔らかいからと筆圧をかけすぎるとペン先が壊れるそうなので、あまり筆圧をかけないで書くようにしています。なかなか良い書き味です。912は銀色で格好良いです。

YouTubeとかでもたくさん紹介されてるフォルカンニブ。改めて万年筆で書くことの楽しさを喚起させてくれる一品で、決して万人向けではないけど、万年筆好きには持っておいて損はない。 私は買ってよかったと思う。

ずっと欲しかったフォルカン。まだ使いこなせない。カリグラフィーをやろうとするには勇気がいる。壊れそうで怖いから、大人しく普通に使おうと思う。力を入れなくても楽に字が書ける。配送も早くとても満足！

迷って、色々な方の意見も参考にして、912のFAようやく購入しました。万年筆、自分の求める書き味を模索中ですが、こちらは1、2位を争うくらい求める書き味に近い万年筆で満足です。

強弱のつけやすいペン先、フォルカン。 強度も良く計算されていて、とても優れた商品だと思います。 このペンの独特な表現力に合わせた書き方を会得していく楽しみがありますね。