ICOM 屋外設置型1.8〜50MHz対応アンテナチューナー AH-730

AH-730が長い間入荷待ちで待ちきれ無かった為、11月頭にCG3000を購入し1か月間運用後、AH-730を購入してからは3週間ほど運用しました。 CG3000は厚みが無く体積の割に軽量ですがAH-730は厚く重量があり、頑丈な印象を受けます。 ポール取り付けのブラケットはCG3000は樹脂でキツく止めると割れそうですが、AH-730はステンレス製で肉厚もあり頑丈な印象です。 チューニング中の動作音はCG3000の方が格段に大きいですね。 同じアンテナエレメントとラジアルで運用してみると、特に1.8MHZ帯、3.5MHZ帯でAH-730の方がチューニング精度が高く、CG3000はSWR 2.0位でもチューニングが完了してしまう事が多い一方で、AH-730は高くてもSWR 1.2位まで追い込め安定しています。 どちらのチューナーもFTDX10での運用で、萬拵屋さんのコントローラ「TC-AH4」を使っており、問題無くスムーズに動作しています。 コモンモードフィルターはどちらのチューナーも同軸と制御ケーブル両方に必要です。 値段は高いですが圧倒的にAH-730をお勧めします。

注文のタイミングがよかったのか、市中に出回り始めてほぼ同日に到着しました。 これまでIC-7610に汎用チューナーを使用していましたが、送信機の出力を下げモードを変えてキャリアを出してチューンを取って元に戻すという手間が、ボタン一つでチューンが完了でき、大変便利です。 前チューナーのエレメントとカウンターポイズをそのまま流用しましたが、問題なくチューンも取れ、さらに少し飛びがよくなったようにも感じます。 コネクターがBOXの外に出ていて接続性はいいのですが、コントロール端子は一度差し込むと固くて外れなくなってしまいました。（なにか外すコツがある？） エレメント接続部は防水ゴムをかぶせるようになっていますが、本当にこの部分の防水処理が必要なのか疑問を感じるところです。（ゴムをかぶせて自己融着テープを巻くのが困難、ワイヤーの処理も難しく、本当にしっかりとした防水処理が必要なら、防水仕様を謳う製品としては難ありと思う）

釣り竿アンテナに使用。4級なので1.9・3.5・7・21・24・28・50で運用してみた。町中の住宅地で二階ベランダからなので給電点は7ｍあるかないか。5－11ｍで竿自体にアルミ箔テープを貼り付けたところ、11ｍですべてできれいにマッチした。5ｍでも問題なく十分に使用できる。7MhzFT8運用でアフリカ・ヨーロッパ以外には届いているようで、21Mhzでは初のアフリカも2局交信でき5大陸完成した。1.9・3.5はラジオ局が近くにあるので混信がひどくて受信が悪いが送信は問題ない様子。ただアンテナチューナーならどこのメーカーでもあまり変わらないだろうから自作であれメーカー製であれ何でもいいように思うけれど。便利なのは間違いない。

ICOMのトランシーバなので、純正品を選択。社外ですとチューニング時の出力等に気を使いますが、純正品はすべてオートマチックに機械が対応してくれるので心配事が減ります。チューニングスピードも実用の十分です。唯一の欠点は、筐体が大きいこと。設置場所を取るので事前確認が不可欠です。高価な商品になってしまいましたが、不満はありません。

AH−3を使用してましたが動作不安定でSWRが変化してしまいこの製品にバージョンアップしましたチューニング時間は比べ物にならないくらい早く10メートルの電線で1.9Mhzのチューニングができています

タワー、大型の八木アンテナを撤去解体しました。釣り竿アンテナで160meterから6meterまで1本でQRVするためには、これしかないでしょう!ただ、パワーを入れられないのは、マイナスですが。

やっと来ました。予約から長かったです♪喜びひとしお。無線機本体は、かなり前に仕入れてました。今梅雨なので快晴の時に、試します。

コンテストに間に合いました。ベランダの限られた箇所で海外との交信を楽しんでます。