王様の仕立て屋　フィオリ・ディ・ジラソーレ　７ （ヤングジャンプコミックスＧＪ） 大河原遁／著　片瀬平太／原案協力・監修 集英社　ヤングジャンプコミックス

最終話前まではこれまでと同じ「誰が主人公かわからない焦点がややボケた話」でしたが、最終話と次の日本編はこのシリーズレベルで大きな変化が起きるのではと期待してます。 ラウラ、リッカルドなど「オリベ以外の中心になり得るキャラ」が全部いなくなり、シリーズ開始時の原点に戻ることになるからです。以前アマゾンでレビューしましたが、このシリーズは今「サザエさん化」してます。登場人物が老化、成長しなくなっていたのです。 でもナポリを一定期間離れることで再びナポリに戻った時、このシリーズまでに登場したキャラが全部変化、成長することになるかもしれません。それが楽しみです。 ただまぁその際、ナポリのサルトはラウラに乗っ取られ、ジラソーレは他に頼る職人を見つけ、セルジュはパリに帰り、ジョナタは独り立ちし、エレナはオリベを諦めて結婚している可能性があるなど、個人的にはオリベには好ましくない変化が多いであろうことだけは容易に想像できますが（笑）。 まぁ本人が老化することだけはストーリーの連続性からしてあり得ないのでそこだけは救いですね（笑）。 まだ日本編がコミカライズすらされてない時点での話ですがとても楽しみです。

これでシリーズコンプリートできました！やはり抜けてはいけない巻で、楽しませて頂きました。

ずっと読み続けています。マンネリ感がありますが、読んでて疲れないのがいいです。