日日是好日　「お茶」が教えてくれた１５のしあわせ （新潮文庫　も－３４－１） 森下典子／著 新潮文庫の本

　一度お茶席をもうけてもらいごちそうやお茶をいただいたことがあった。茶道のことは全くわからなかった私は、ただ言われるままぎこちなく動いてお茶をいただいてきたような。 　典子さんが辞めようと思いながらも、その時その時自分を振り返り、お茶の真髄に触れていく。 　武田のおばちゃんがお茶の先生で、映画では樹木希林が演じたという。映画では、あの場面はどう映像にしたのだろう？と創造しながら読むのが楽しかった。

茶道体験をする上で人生に悩み、人との出会いを通じて成長していく女性の、五感で味わう季節感や日々日常の感動の内容が書き綴られていました。読んでいくうちに日々の在り方などを考えさせられるともに、日本人に生まれてきて良かったなあとつくづく思う一冊でした。内容もわかりやすく読みやすいと思います。本の状態も良かったです。

大好きな本。 手元において何度も繰り返し読みたくなります。 映画での俳優さんの演技、内容も良かったですし、 本を読んでまた深まる気がします。 自信の持てない主人公が、ありのままの自分と向き合って泣いたり笑ったり。。。 自己肯定感が上がり、勇気をもらえる良い本だと感じています。

お茶を習いたいと思っていたところに、茶道入門の類の本ではなく、まずはこの本を手に取りました。面白くてあっというまに読んでしまいました。意味がよく分からないものでも長く続けているうちに気づくことってあるんだなと、早々に茶道の門をたたいてみたくなりました。

お茶の作法のノウハウとかそういうものではなくて、お茶という伝統文化を通じて自分の中に積み重なっていく季節感とか物の見方の成長といったものが一種の私小説的な語り口で書かれていて、自分にも共感を持って自然体で読める良い本でした。

茶道は日本の素晴らしい文化の集大成とも言える世界です。こんなにも　解りやすく面白く巧みに　茶道の世界を紹介して下さった　著者に感謝いたします。男女を問わず　若い方たちが　一人でも多く茶道の世界に　入門されたら　嬉しく思います。

映画は観ましたが、友達に薦められて購入しました。 「ありのままで良いんだ!」と柔らかく楽な気持ちになり、またお茶を通して日本の四季の素晴らしさを五感で感じられる内容で、読後しばらく温かい気持ちになりました。

映画も観て、友達から借りて読み、内容がとても気に入って手元に置きたくて購入しました。 何度でも読みたくなる内容で、読んでいると季節などの映像が浮かび感動しました。 ことばの使い方が、心地良かったです。

一気に読みました。映画も見ましたが個人的には文字の方が好きです。お茶についてはほぼ無知でしたが自分なりの解釈と想像を膨らませ、あっという間に読み終わりました。とても良い本だと思います。

発注後の迅速な対応、有難うございました。 以前に映画を観ましたが、原作書を読んでみたくなりました。古本とは思えない程の美品でした。 今後も利用させて頂きたいと思います。