商品レビュー

このアルバムは、これまでのエンターテイメントを帯びた意図の作品とは別のその時々の心を如実に描いたスケッチのような趣きがある。シンプルな音は、ときに神々しささえ感じ、そのスケールに圧倒されます。私のような凡人では垣間見る事など出来ない崇高な精神の表現作品なのだと思います。

教授とはこれでお別れなのかな、といった心地で聴きました。どなたかの投稿に、このアルバムが龍安寺の石庭のようだとありましたが、まさにその境地です。静かに皆がそれぞれに教授との別れをする作品です。吹き抜ける風や雨音と一緒で教授は去って行ったんだなと感じました。

坂本龍一さんのアルバムを久しぶりに購入しました。思索と美学が表現されている傑作です。ご自身が置かれた現状を受け止めながら、静かにピアノに向き合い心象表現に徹した作品に圧倒されました。自分自身を見つめる時間をいただいた気がします。

枯山水、わかりやすく言うと龍安寺の石庭のような佇まい。静的でありながらそこには琴線に触れる流れを感じる。坂本龍一が闘病中であるという音の背景にあるストーリーを除いても素晴らしいアルバム。

いつも部屋のBGMとして繰り返し流しています。空気のように何も感じないようなそれでいて耳に心地よいサウンドに包まれています。このようなアルバムを継続して発売して欲しいです。

思ったより早く届いたので良かったです。坂本龍一さんはYMOからのファンでした。今回のCDは全曲に渡り龍一さんの思いが囁かれているようで感動しました。購入して良かったです。

戦場のメリークリスマスの坂本龍一さんですね。最後になるかもと言っていたので購入しました。ネットコンサートで、先行配信してたので変わった音です。

思っていた通り名曲揃い！ 1ヶ月待った甲斐がありました。 通勤時だけじゃなく、普段から聴きたくなる曲ばかりです！

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迅速な対応ありがとうございます またよろしくお願いします

この度の訃報を知って購入した者の一人です。収められている音楽は、奏でているというよりも自然の中で耳にする、川のせせらぎや小鳥の鳴き声、虫の音色などに近い気がして心地よい気分になりました。様々な音楽を産み出し続けてこられた故 坂本龍一氏が行き着いた、ひとつの哲学に触れることができたように思えてたいへん感動しました。 坂本龍一氏のご冥福をお祈りします。

CDはとても良い状態で送られてきました。 残念なことは発売前の予約購入特典が送られてこなかったことです。 購入特典には数の限りがあるので対象とならないことがあるのは分かっていたものの、 次回からは特典対象外である場合には確認の連絡をするなどの配慮をして頂けるお店を探して購入をしたいと思いました。

2023年1月に発売された坂本龍一さん最後のアルバム。既存の音楽と、その対極にある自然界にある「音（ノイズ）」。晩年はその両極の間にらある際のない音での作品作りを追求し、最後にたどり着いた境地が、そこにはある。いつの間にか身体に溶け込んでくるその世界は心地いい。是非聴いて欲しい一枚です。

美しい、とにかく美しい音楽です。坂本氏はスケッチと表現していましたので、自身としては完成作という意識はないかもしれませんが、組曲ではなく1曲の作品として聴くことができ、音の極致に達していると思います。李禹煥のジャケットも美しく坂本作品と一体化しています。

とっつきにくい感じもありますが、教授の息づかいが感じられ、何回も聴き込んでいくと、その世界に吸い込まれるような感覚がありました。 闘病生活大変でしょうが、まだまだ作品を残していただけたらと、切に願います。 次のアルバムも期待しています。

学生時代の頃からのファンです。発売日がお誕生日と重なりました！貴重な一枚として…本当に素晴らしいアルバムに巡り合えました。仲間の幸宏さんが旅立ち…教授は永遠不滅だと思います！音楽の神様…教授を助けてください！ありがとうございます♪

アンビエントとはまた違った教授ならではの世界観が広がります。静かな環境で聞きたくなるし、静かな環境で聞かないともったいないと思わせるほど静謐な音の響きが広がっていきます。雪景色を見ながら聴くのも良いかと思います。

80年代頃の音色にこだわっていた坂本さんに回帰したような印象があるアルバムと思いました。ぼくは追体験世代で劇判がメインとなってからの坂本さんしか知らないのでこのレビューは参考にならないと思います。

子どもの頃から教授の曲を聴いて育ってきました。凄いなぁと思うのはどの曲を聴いても教授の曲だとわかるところです。もう新曲は聴けませんが教授の遺してくれた曲をずっと聴き続けたいと思います。

1月25日に購入しましたが、当時はasyncと同様に静かな環境音楽だと思っていました。 最近聴き直してみると、悲しい。 療養中の作品だと思うと無理している感じがします。それが辛くて、、、

教授の作品は全て好きですが、今回の作品は自身の生死感と向き合い作られた物でこれまでに作品群とは一線を画す内容でほぼ毎日聞いています。静かなる抑揚とでもいうべき心に染みる一枚です。