商品レビュー

たまたまツイッターでこの中の一話を読み興味を持ちました。いま世界は男女同権が唱えられて久しいですが、実際にそうなっているかは大きな開きがあります。 取り上げている国はサウジアラビア・モロッコ・インド・日本・アフガニスタンと中東やアジア圏が多いですが、それだけ女性の人権や自由に関わる問題が多い所にそういう地域が集中しがちなのかもしれません。 できれば性別に関係なく一読されて未だ光の当たらぬこのような課題に想いを馳せて頂きたいと感じる一冊です。

ネットで記事を見たんだったか、で購入。（こういう本はレンタルとかもなかなか無いし） 外国の話の後に日本の話が来るから日本が恵まれているように見えるけど、そうでも無いな。と考えさせられる。 女の子だから搾取される、搾取しても（されても）いい（仕方ない）、という暗黙の了解がどこにでもあると思う。 そんなことは無いよ。自分でも切り開いていきたいし、娘や私より下の世代には生きやすい世界になってほしい。 娘が漫画を読めるくらいの年齢になっている時には、もっと良くなっているといいな。

マンガだった事もあり、あっという間に読んでしまいました。 日本もジェンダー・ギャップ指数146カ国中、116位です。 物が豊かなだけの、男社会の国なのです。 よその国はどんなでしょうか？ 学校にも行かせてもらえず、単なる家の労働者扱いです。 作者は多くを語らず、置かれている女性達の立場をサラッと描いています。 とても過酷な現実なんですけれどもね。

女の子の生きづらさについてかかれています。女の子が不当に差別されている国や地域に生まれなくて良かった…でも日本でも同じ。昔よりは良くなった気がするけど。頑張らないといけないな、と思いました。私たち、たまたま女に生まれただけなの。

色んな国のいろんなしきたりや風土を漫画を通して娘たちに知ってほしくてさり気なく本棚に置きましたが、二人の娘ともすぐに読んでいました。感想はありませんでしたが、最後まで一気に読んでいました。

試し読みで見つけて、絵や話が好みで購入しました。 女の子だから、という理不尽な縛りの中で、強くあろうとする女の子たちが素晴らしいです。

小学5年生の女の子はピンときていませんでした。高校１年生の女の子は、喜んで読んでいました。そういう理解度だと思います。

楽しみにしてました 早く読めてよかったです ありがとうございます