商品レビュー

親となり子を育てるようになり、あらためて難しいと気づかされる人の道理。多様性を認めつつ、自分の考えを整理するのって、簡単なことじゃないですよね。さらにこれを言語化し、子供に考えてもらえるよう、わかりやすい事象で語りかけるとなると、これが案外至難の業。 でも、そこは重松清先生。圧巻の筆力で読み手を「擬似体験」世界に導き、平易な言葉で語りかけてきます。 読み終わった瞬間、あまりの鋭さに唸りました。 親の私が読破したあと、同時期に真剣に読みふけっていた中学生の息子に珍しく感想を聞きたくなる、そんな本でした。

子供の為に書いた本でしょうが、なかなかどうして、深い。平明に書かれているものの、 内容は殆ど哲学。驚きました。好き嫌いの気持ちについて、正しいということについて。 さらに自由とかや自分とかについて。 子供を借りて実は大人に問いかけているのではとも思いました。中でも、震災がテーマ の「あの町で」が良くできています。本当に心に染みました。 正に重松清からの「生きることが好きになる物語の贈りもの」です。

小学生の息子が重松先生の本が大好きということで、これまでも10冊近く購入しています。将来的にはどうなるかわかりませんが、中学受験を目指すためにも、よく入試にも出題されるようで、その目的でもちょうどいいのかもしれません。子供によれば、内容も読んでいて面白いとのことでした。

小4の娘の塾のテキストに載っており、一緒に解いていて面白かったので買いました。娘が「話の中で私と同じ気持ちの子がいるから読んで！」と言われ読みましたが、まさに最近我が家が体験したことが、そのまま書かれていて驚きました。親もハッとさせられる本です。

重松さんの作品は家族・地域の人々が テーマが多いが、こちらもなかなかのものです。 昨日かな？テレビでも作品の講師のようなものを見ました。

とても良い商品で大変満足しています。良い買い物ができました。大変おすすめです。ありがとうございます。

子供が読む本を探していました。本の良さに気付いてくれると良いなと期待しています。

新刊で興味ある内容でしたので、入手できて良かったです。