商品レビュー

業界関係者だか、筆者の主張には同意。 日本の証券会社では顧客に売買を繰り返させて手数料を稼ぐ「回転売買」が収益の基盤になっていることがわかる。現在の低金利時代、個人投資家は手数料控除後はほぼ利益はないだろう。（運良く株が上がる場合は儲かるが）。売買のたびに手数料が入る証券会社が損をすることはない。顧客と証券会社の関係はウィン・ウィンにはならず、良い商品も無理に解約させ、次の新商品を勧めることで売買手数料を稼ぐビジネスモデルはもはや救いようがない社会悪と言えるところまで来ているであろう。自浄作用が全く働かない旧態依然の経営陣が居座ってる限り変わらないだろう。携帯電話会社のように政府が無理矢理統制する局面が来るのかも知れない。

３月末で、35年勤めた証券会社を退職して、IFAに転職します。改めて、これからの金融機関の役割を認識出来ました。著書の内容は、昭和、平成の証券会社で営業してきた人間にとって当たり前の事ですが、令和になっても、変わっていないですね。これから、もっと厳しくなるかも…。知り合った人、信じてくれた人に、本当の資産運用を提案する金融機関がこれから全金融金融の1%でも、育てば良いのですが…。そんな気持ちになりました。良書です。

証券会社のあり方や、実際に退職した方のインタビューもあり、読み応えがありました。友人にも勧めてみようとおもいます。

配達が早くてよかったです。会社の同僚に読ませる為に買いました。ほとんど新品に近いので、保存状態が良いのでしょう。

読んだのは、1年ほど前になりますが、米国の最新のIFAについての情報等も描かれており、非常に勉強になりました。

本屋では見つからず、ネットでも電子版が多かったのですが、紙の本が買えて良かったです

とてもいい物が届きました。 ありがとうございました。

今の時期にこの内容はタイムリーすぎて面白い