ワーグナー： 序曲前奏曲集 （ＳＡＣＤハイブリッド） カールベーム

まずは、タワーレコードの掘り起し・SACD化に対して評価する共に感謝しています。 特に大量の録音データを持っている・保管しているDG・DECCAは自社でのSACD化は考えてない様なので、エソテリックSACDと同様に貴重盤になると思います。限定品なので、なくならないうちに・・・・!! 　多分在庫がなくなりつつあると思いますが、このシリーズの初期盤・旧EMI録音のSACD化に当たり、マスタリングをあの有名な「杉本一家」氏が担当しています(エソテリックSACDと同じ)　ピラミッドバランスで素晴らしい音で楽しめます。　　　　　　　　　　　　　　　　ところでベーム指揮ウイーンフィルのワーグナーですが、演奏は派手さはありませんが、定評がある良い内容と思います、SACD化のメリットは(国産のCD盤との比較ですが)当然全体の音がこなれて、ウイーンフィルの柔軟性が際立ち、金管も響き・色を感じる事が出来ました、しかしピラミッドバランス・低音域に多少の不満を持ちました。 　DECCA・DGは貴重な録音を大量に残しています、大量続編を、そして「杉本一家氏」によるマスタリングを期待しています。

大変満足いく演奏でした。名盤だと思います。