マーラー： 交響曲第８番 《千人の交響曲》 ， 交響曲 《大地の歌》 （ＳＡＣＤハイブリッド） ゲオルグショルティ

タワーレコードの掘り起しによるSACDで、ショルティ指揮CSOによるマーラーの交響曲全集の中の8番と「大地の歌」ですが、一連のSACDは(5番6番7番//8番・大地の歌)はアナログ録音のSACD化です。ショルティの特徴はリズムが明快であり、よってメロディーラインが浮き上がってくるので、より音楽を楽しく聞く事が出来ると思っています。　この全集の8番(千人の交響曲)のみが特別の存在になっています、8番以外は本拠地・米国内録音ですが、ショルティ指揮CSOの欧州演奏旅行に合わせてセッション録音が計画され実現した記録です、スケールの大きな作品であり、オーケストラは重厚(力量・技量十分)で、合唱団はウィーン国立歌劇場・ウィーン楽友協会・ウィーン少年・歌手人は超一流と準備万全で、録音会場はベストであるウィーンのゾフィエンザールを使い、結果は聞いての通りDECCAの名録音・優秀録音であり、これ以上の録音は無いと思っています。　大地の歌を含めてバランスの取れたDECCAサウンドを堪能できますが、初期(輸入)CD盤(1986年頃)との比較ですが、最低域のカット処理・・??を感じました。