ＬＩＶＥ／ＭＲ．ＢＩＧ

mr.bigの文字通りlive盤。 この頃売り上げ的にもバンドの状態的にも絶頂期だったからか、 またメンバーの年齢も若かったからかもしれないが、 演奏がハイテンションで自由に演っていて爽快感がすごい。 (再結成後の熟練した演奏も好きだが) ビリー、ポールはもちろんパットも若干手数多め？で若々しいバンドの時期を聴けるアルバム。 カバーではshy boyとbaba o'rileyを披露していて、 shy boyではビリーの相変わらず凄すぎる速弾きベースが聴ける一方、 間奏でポールとビリーのツインリードを期待していたが、ベースだけで残念。 (デヴィッド・リー・ロス版をてっきりイメージしていたので肩透かし。) baba o'rileyではイントロのシンセをポールのギターが担当していて、なかなか面白いアレンジだが、 反面パットのドラムがパワー不足かな…と感じたり。 また両曲共にエリックのヴォーカルもパワー不足で少し残念。 しかし何にせよ、高レベルなバンドの瑞々しい時期を聴けるライヴ盤なので、 洋ロック好きにはお勧めな一枚。