楽譜 JD012 弦楽四重奏ピース 小さな木の実

弦楽四重奏を仲間としています。バイオリンを担当しています。ご存じだと思いますが、この「小さな木の実」は、1970年始めにNHKのみんなの歌で紹介されましたが、原曲は、ビゼー作曲「美しきパースの娘」の中の曲です。愛していた女性との僅かな誤解が元で愛が崩れてしまったことを嘆く悲しい曲です。日本で紹介された「小さな木の実」は作詞者が、生まれた子が大きくなっても汚れのないきれいな心を持つ人間でいてほしい気持ちで作詞したものだそうです。ビゼー作曲「美しきパースの娘」のセレナードを日本に紹介使用とした方が、何か良い詩がないかと作詞者に相談に訪れたところ、作詞者は、自分の詩にぴったりだということで、この曲に詩を入れたとのことです。原曲とは、内容が違っていますが、どちらの詩も非常に悲しい詩ですね。両方の詩の比較がユーチュブに紹介されていますので、聞いてみてください。