日暮らし　上 （講談社文庫　み４２－６） 宮部みゆき／〔著〕 講談社文庫の本

宮部作品は蔵書もあるが、小暮写真館以来久々に手に取った。この作品は、あるサイトのレビューがかなり高かったのもあり、取り寄せてみた。2004年に上下巻として刊行された単行本を文庫化に際して上中下間に分冊されたものだ。同心井筒平四郎を取り巻く市井に生きる様々な人々の持つ諸々の感情絡みの事件が起きるのだが、1ページ、1文の奥行きが深く、時に噴き出すこともあるほど喜怒哀楽に溢れている。章ごとの色合いが大きく変わり、一瞬短編集かと思われたが、最終項まで読み進めるとそれが平らかに統べられているのを感じる。中、下巻へ進むのが楽しみでならない。

面白い。事件はどんどん深みをみせていきます。 何でもないことの裏側にとんだ災難がひそんでいて、それを解決するために市井のみんなが手を貸す。ひとりのスーパーマンがバッタバッタと切り倒す類の話ではないところが面白い。 その日の暮らしに精一杯の市井の人々だけど、自分のことだけに頓着するのではなく、隣の貧しい人の暮らしも気遣います。今の世との違いは悲しいほどに鮮明です。 本の中に住む人々に血が通っている。

ぼんくらシリーズ、上中下巻まとめて購入しました。中古とはおもえない程とても綺麗です。ぼんくらシリーズまとめて5冊購入したのですが1冊ずつ包装されていてお手数をおかけしました。

好きな作家でシリーズで購入しました。中古本ではありますが中は綺麗で問題無く楽しめました。臭いが気になるという人もいますが特に嫌な臭いもなく、これからも利用したいと思いました。

これぞ宮部みゆきって感じの作品です。ミステリー有り人情有り笑いも有りと大満足でした。今まで時代物は敬遠していたのですが、宮部みゆき作品に出会ってからは大好きになりました。

さすがに宮部みゆき作品です。 最初はそれほどでもないが、読み進むにつれてどんどん面白くなってくる。 ついつい完読してしまった。

ついつい遅く迄読んでしまう。一度目はストーリーが知りたくて、サッと読んで、二度目にじっくり言葉を噛み締めます。深いですねー

宮部みゆきさんのこのシリーズは大変面白く読んでいます。流石は宮部さんだと感心します。長編ですが読み応えがあります。

上中下のセットで購入でき一気に楽しめました。 本の状態もきれいで安心して手に取れました。ポストインも助かります。

宮部みゆきさんの『ぼんくら』を読んで面白い内容にはまりました。シリーズになっていることを知り購入しました。