ようこそ実力至上主義の教室へ　２年生編１０ （ＭＦ文庫Ｊ　き－０５－３２） 衣笠彰梧／著 ティーンズ、ファンタジーその他

2年生3学期の試験において、同じAクラスの橋本正義の裏切りにより、坂柳有栖が率いるAクラスは最下位に終わる。 坂柳の提案により、くじ引きで退学者を決めた結果、坂柳の側近である神室真澄を失うことになる。 無意識に落ち込む坂柳に対して、綾小路清隆は、 「神室はお前にとって友人だった。くじ引きで退学者を決めたのは、敗北に動揺したお前の失策だ。それを自覚できなければ、次の試験も敗北する。」 と指摘して、坂柳にリーダーとしての成長を促す。 一方、軽井沢恵と復縁した綾小路だが、ますます綾小路への依存を深める軽井沢に対して、綾小路の心は動くことは無かった。 二人の蜜月が終焉に近づいた予兆を感じさせる第10巻でした。

今期アニメで放送中の原作最新刊。 盤石を誇るはずのＡクラスにも綻びが生じ始める。今後を予想すると、一年時にはあれ程人材に恵まれたクラスだったのが、今度は人材不足で苦しむ事になりそうだ。 恐らく一年終了時にはBクラスが逆転しそうだが、その後、綾小路がクラスに留まることは無い可能性が高く、初期から噂されていた掘北に立ちはだかる主人公＝ラスボスとなりそうだ。 但し、あれ程決意を強くしていた櫛田退学を引っ込めるなど、幾度も方向転換をしており、まだ断定は出来ない。 恐らく次巻でハッキリすることになるだろう。

まだまだ二年生、卒業まで続くのだろうけど終わりまで読むのに後何年かかるのかな。アニメとか終了あたりは初期のやつは絵が古くなるんじゃないかと。色々と設定考えるのも大変だろうな。

状態はとても良かったです。少し遅めでしたが急いでいたわけでもなかったので問題なかったです。内容はいつも通り面白かったです。

発売日には届きませんが、ポイントがしっかり貰えるので買って良かったです