死刑でいいです／池谷孝司 事件、犯罪ドキュメンタリー本

この犯人の生い立ちには想像を絶するものがあり、 母への憎悪。金銭苦での学校での虐め。 母の莫大な借金を返すために自分が必死で働き返済していたそうです。 唯一、心の支えとなった恋人にも母親はちょっかいを出すなど、もう爆発したのでしょう。 最初の母への殺人未遂の時に、未遂でなかったのなら、最後の事件には発展していなかったと思うと堪らないですね。 死刑で良いです。との言葉には「自分はこの世に産まれてくるべき人間ではなかった」と本人が語っていたそうです。 本の内容と、事実の違いが多々有ったところが残念でした。