誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書 電子書籍版 / 著:清泉亮 田舎くらしの本

なかなか良い本だと思いました。田舎を理想郷と考えて都会からの逃避を考えている人たちにとっては目が覚める内容でしょう。地方の住民は移住者を快く思っていない。歓迎されるのは働き手と税金を落としてくれる者だけ。年金受給者の移住など、迷惑千万だということ。また移住者のほとんどが定住できない現実もよく理解しておく必要がある。お金がないので地方でのんびりゆったり、、なんてのは以ての外。税金は高く、生活費も高くつく。都会でも十分にやっていける生活余力者こそが地方移住の適合者だという実情も肝に銘じておく必要がある。ただ、風光明媚な過疎の寒村への移住を念頭に進められる話が多く、そうでない人にとってはやや内容に不足があるかもしれない。

田舎暮らしを検討する中で、テレビなどは、良い悪い部分は見せてもいるが、細かい生活にかかわる内容はあまり映し出されない。 この本だと、毎月かかわる、保険光熱費の部分など、知りたい部分がかかれて参考になりました。 目標の貯金出来たら、早く探して田舎暮らしと思いましたが、住んでからの事が大変なので、違う方向性で改めて考える事ができました。

雑誌に書かれている田舎暮らしの理想ではなく、現実が書かれていて、田舎暮らしにあこがれる者として、いろいろと参考になりました。