巨大な機関車なので今まで発売された中で最大級のパッケージサイズです。HOゲージの日本型機関車なら入りそうな大きさ。同スケールの新幹線N700系と比べると機関車本体部分（炭水車除く）とN700系の先頭車がほぼ同じ長さ。高さは1.5倍ほどあり実機の巨大さを感じることができます。カーブ最小通過半径２８２ミリということで意外と小回りが利きますがあまり急なカーブはこの機関車には似合いません。パッケージに日本語表記が無く取扱説明書もほとんど英語というのがある意味新鮮。付属品は重連カプラーとカプラー自動開放用のトリップピンのみというシンプルな構成。大きな車体ですが配管類も細かく精密感は中々の物です。

今回の変更箇所は3か所のようです。M13モーターを採用し、GPSアンテナ撤去、JRFマークが無くなったところです。車番は「EF200 2」「EF200 3」「EF200 5」「EF200 10」から選べます。運転室上部のクーラー部品を外すとヘッドライトON OFFスイッチがあります。電気的に回路を遮断する物ではなく遮光版をスライドさせてLEDからの導光を遮断するという仕様のようです。因みにテールランプは発光しません。手すり類は別パーツで取付作業が必要です。モーターは第1エンド側に設置してあり、第2エンド側にロッドで繋がっています。第2エンド側もウエイトが仕込まれているので結構な重量があります。

接着剤不要で塗装しなくても、ほぼアニメのイメージ通りに組み上がります。部品点数が多く箱もそれなりの大きさですが、組みあがると本体の全高は10センチ程度と意外と小ぶりです。ギミックも多く完成後も色々動かせるのですが部品が外れやすいところも幾つかあるので（バイザーのレンズユニットなど）、接着剤を使用して組上げた方が良いと思います。シートにパイロットフィギュアを乗せる場合は少々調整が必要です。コクピットとなる胴体部分は複数のパーツを組み合わせていくのですが、歪みが発生しやすくハッチが上手く閉まらないという状態になりがちです。塗装して仕上げる場合は可動部のすり合わせなど調整が必要になります。

今回の製品ではパンタグラフが金属製になりました。私が購入したのもはパンタグラフを上げるとパンタグラフシュー（架線に接触する部分）がなかなか平行にならず調整が必要でした。本製品の売りである運転室横の冷房用ダクトはユーザーが後から取り付ける方法が採用されています。かなり小さい部品なので紛失に注意してください。既存製品の窓ガラス部品に穴が開いているのですがクリア素材ということもあり無理にはめ込むと窓ガラスパーツが割れる可能性もあります。上手くはまらない時は冷房ダクトパーツ裏面のダボ（突起）を切り取ってしまいゴム系クリア接着剤で接着したほうが奇麗に仕上がるかもしれません。

レシーライフルとはフリーフロートのハンドガードと強化型の16インチバレルを装備したM4カービンということで、これといった正解があるわけではなく様々な形態が見られるそうです。このモデルはKACタイプの12インチRASとシルバーカラーの16インチバレルの組み合わせとなっています。ハイダーは4プロングの249Fタイプで小型のガスブロックとガスチューブも付属しております。バレルにはAR.223 8Tという刻印があるだけで、RASには刻印の類は全くありません。この商品「レシーライフル」と言っていますが、バレルがシルバーなので民間用のカスタムモデルという感じがします。

実銃メーカーのワルサー社より図面を提供されているとのことから、かなり正確なプロポーションです。とはいえエアガンとしてのアレンジもされており、フロントサイトが低めに設定されています。実銃と同じバランスにすると着弾がかなり下になってしまうことから、あえて変更されたようです。再生産なので内部の仕様は今までと変更ありません。最新のガスガンと比べるとブローバックスピードが遅く命中精度もあまり高くありません。スライド側面の刻印「Ｐ．３８」のコンマ部分をはじめは傷だと思っていました。本銃の説明などではＰ３８と記載すること多いので「・」が入るのを忘れていました。（笑）

シンプルで無骨な軍用リボルバーのモデルガンです。細いグリップと45オート用の弾薬に対応した短いシリンダーが特徴です。ハーフムーンクリップと呼ばれる金具に弾薬をセットして装填する機構を上手く再現してあります。グリップは木製ではなく樹脂製ですが、意外にも使い込まれた木のグリップのように見えて個人的には良いと思ました。取扱説明書はM29用の物が入っています。補足としてM1917用の物が1枚だけ入っています。銃本体の刻印は銃身左側に「S＆W　DA45」グリップフレーム底面に「US ARMY　MODEL1917」とシリアルナンバーのみというシンプルなものです。

特別企画品ということでTOMIX十八番の紙パッケージ仕様です。10両編成なので5両ずつに分けてブックケースに収納されています。特別な冊子等はありません。ブックケースのウレタンは8両編成収納用を使用しています。車体は艶が抑えられた塗装で仕上げられています。模型の形状として仕方がないことですが、車端部断面のアイボリー色がかなり目立ちます。乗務員室扉両脇の手すりも地のアイボリー色なので塗り残しに見えてしまいます。最近の同社製品は手すりや扉下部などに銀で色入れされている製品もみられますが、この製品はコストダウンのためか見送られたようです。

細身の銃ですが１Kgほどの重量があります。グリップはオイルステイン仕上げでグリップフレーム（トリガーガード部分）には真鍮材が使用されているようです。シリンダーの回転が少々固く調整が必要です。バレルとフレームを固定するバレルウェッジというパーツが素手ではびくともせずプラスチックハンマーなどで叩いて外すことになりますが、かなりの確率で傷がついてしまいます。また分解して組むときもバレルウェッジを深く叩き込んでしまうとシリンダーが全く回転しなくなります。上手く作動する位置を探すのが一苦労。モデルガンなんてこんなものですけど。

LC-1という記述ですが、どちらかと言えばM1936ピストルベルトに近いです。とはいえM1936とも微妙に違うというかなり中途半端な仕様です。M1936にある装備を固定するスナップボタンは有りません。ベルト調整側（片側しかないのでM1936仕様です）にある金具が何故が一つしかありません。本来２つあるはずです。どうも他で販売している物もこの状態なので仕様なんでしょう。因みにバックルの形も丸形ではなく角形のM1936仕様です。廉価版の「GI風ピストルベルト」なので「LC-1」だと思って買う人はご注意ください。