小学生の時に父親と招待券を貰ったので観に行きました。ストーリーが難解で分かりにくかったのですが所々のシーンが脳裏に焼き付いて、改めて観ると良い映画である事に気付きました。特に第二次世界大戦を扱ったアメリカ映画は勝利を収めて終わるものが多かった中で、異色のエンディングでした。当時もオールスターの競演で話題をさらっていましたが、後々にも一線で活躍している俳優が出ています。今年、監督のリチャードアッテンボロー氏が逝去されましたが、俳優でもあった氏が、ここまでの大作を監督されたのには驚くばかりです。イギリス人監督なのも曖昧な話にはせず、きっちりと物語展開しているのには唸らされます。後世に残る重厚な第二次世界大戦を扱った戦争映画として史上最大の作戦と同様に残る映画だと思います。

映画は好きでよく一般公開されている映画を観に行く事が多かったのですが、名画座も好んで足繁く通っていた時に観た一本です。物語の奇抜さもさることながら、異様に説得力のある作り方、出ている俳優陣の達者な演技も印象深かったです。テレビで放映されることもなく、後年ようやくビデオで発売されましたが、私は一足先にアメリカでビデオを入手していました。もちろん日本ではまだソフト化されていなかった時です。実はアメリカに行く時の願望の中の一つに時計じかけのオレンジのソフトが欲しいということが含まれていました。手に入れた時の達成感も忘れられないです。

私が中学生の時に僅か2週間で公開を打ち切られたという曰く付きの映画です。しかもマックィーン が亡くなって2〜3年後かに一旦は公開されていたにもかかわらずです。新聞記事にも宣伝してたので、時間を見つけて行こうかと切り抜いていたぐらい楽しみにしていたのに、いざ観に行こうと思ったら、公開されてませんでした。あれから35年くらい経って、ようやく観ることが出来たので、最初のオープニングが始まってマックィーンの名前を見つけただけで涙が溢れてきました(曲も悲しくも美しい曲であったのも影響があったんですが)。とにかく長生きはするもんですね。

ほぼ第1作目の流れを意識してみると総スカン食らうくらい、話は通じてても別の次元の内容の作品です。監督はドキュメンタリー手法でリアリティーを出す職人、ウィリアムフリードキン監督から独特の世界観を持っているジョンブアーマン監督に代わってそれぞれの趣向が前に出過ぎて、1作目とは内容の恐怖感がかけ離れています。どちらが良いのかというと一般的には1作目の方が評価は高いと思いますが、目の肥えた違った見方の出来る方々には2作目の評価も高いです。ですのでエンターテイメント性では第1作目ですね。

小学生の時に父親に連れられて観た初めてのクリントイーストウッド&ダーティハリーの映画でした。当時はテロ集団が怖くて、物々しい映画だと思ってスクリーンを眺めてました。大筋は覚えてませんでしたし、最後に相棒の女性が亡くなるところも記憶が飛んでいたほど、銃で撃たれるところだけが印象に残った映画だと記憶していました。後年観て、シリーズ中では中間に当たりますが、女性の相棒、更なる強敵、ハリーの別の面の人間性が表れている快作でした。

マックィーンはリアリティーを重んじる俳優だったと言われています。サムペキンパー と組んだこの作品は至る所に顔の表情であったり、動作だだたりと画面を食い入って観てしまう迫力がある。今回の初回限定ブルーレイでビデオの時から何度、ソフト化されているから分からないほど買い換えている。でも全く惜しくは思わせない本物の俳優が出ているからこそ、出る度に買ってしまう魅力がある。自分にとってはその様な作品や俳優は今もなお、出て来ていない。

乾燥して空気にマスクは必要ですが、今年の3月ごろに喉を異常に痛めまして、咽頭炎だと思うのですが、唾液まで飲み込めなくなるほどの痛みでした。耳鼻科に行ってなんとか薬を処方して頂き、何とか数日間で治りましたが、日頃から感染しないようにマスクはしないといけないと痛感しました。油断してる隙にいつのまにか感染していることが多いので、単にマスクをするのではなく、こだわって活性炭入りのマスクでもして日頃の喉ケアをしたいと思います。

この映画を当時試写会で行きましたが、予習のために数日前からジョブズ本をたくさん読みました。もちろん伝記物も2冊読みました。準備万端で観た後、十分に楽しめた記憶があります。久しぶりにDVDを購入して観ましたが、初めて観た時に比べると新鮮味には欠けましたがジョブズの夢を実現するための貪欲さには目を見張ります。そんな姿勢はいつまでも忘れる事なく、今ある事に精一杯取り組まなければと感じさせられました。

特にメーカーはこだわって使っている訳ではありませんが、他のメーカーと比べてソニーとブランドは自分にとってまだ安心出来るブランドです。一時はソニー以外のブランドに見向きもしなかった時もありましたが、今ではあまりブランドにこだわらずに安価な商品を中心に選んできました。でも時折、たくさん枚数があっても録画出来ない物が出て来たりとがっかりさせられるメーカーもあります。今回は全くありませんでした。

洋盤Blu-rayは入手していましたが、日本盤が字幕の不具合で急遽発売を中心にして以来、全く発売されなかったので思わず個人的に歓喜に沸いて予約注文しました。吹き替えも複数あって欲しかったのですが、そこまでは贅沢を言えません。とにかく自分の生まれた年の記念すべき出来事です。大層ではありますが、私にとりましても生誕50周年という意味で最高の贈り物となる発売となりました。