禁婚令と言われても日本ではあまりピンと来ませんが、朝鮮王朝時代には王や世子が妃を迎えるにあたって揀択（カンテク）が行われそれが全て終了するまで両班だけでなく一般庶民も結婚適齢期の女性は婚姻をすることが禁止されていました。それが世子嬪を失った世子（後に王）が失意のあまり妃を娶らずに何と七年間も続いてしまうという物語です。小説の冒頭は正直あまり面白くなく「うわっ！外れを買ってしまったか？」と思ってでも原書は高価なので諦めて仕方なく30ページほど読んでいる内にあれよあれよという間に物語の中に引き込まれてしまい、一巻目は二日掛からずに読んでしまいました。吏曹判書の正室の深窓の令嬢であった主人公がまるで『小公女』のように凄まじい苦労に巻き込まれ物凄く遠回りの末に幸せになる物語です。尚、王様も領議政の一人息子の義禁府都事も絶世の美男子です。今、２回目（１回目は速読でほぼ辞書を引かずに読み２回目で分からなかった単語を調べながら精読）読んでいますが、１回目に読んだ時には気付かなかった物語の伏線の回収や登場人物の細やかな心情の変化などが描かれていて納得しています。

韓国語学習ジャーナルで韓国でチャンポンが流行と知って一度食べてみたいと購入しました。といいながら実はあまり期待していなかったのですが、ビックリ！太麺がシコシコモチモチ（ラーメン系というより寧ろ讃岐うどん系に近いシコシコモチモチ具合）で、とても美味しかったです！只、うっかり香味油を入れる時に小袋が開けにくくて半分位こぼしてしまったので肝心の海鮮風味全部は味わっていないかもです。他にも一緒に他社のプルチャンポンやカッチャンポンも購入したのですが、プルチャンポンの「シェフの推薦するもっと美味しく食べる方法」（ハングル）を読むと鍋にネギとニンニクとチョンヤンコチュ（激辛青唐辛子）の刻んだ物を炒め、更にそこにばら肉を入れて炒めた所に水を入れてチャンポンを作ると美味しいと書いてあるようでした。私はその時お腹空いていてよく読まないで誤読してしまい、チャンポンの調理前に豚肉の野菜炒めを予め作っておいて上に乗せて食べました（汗）でも、美味しかったです。尚、家に届いたマッチャンポンは完全日本語表記でした。追記、韓国では今はプデチゲブームが起きているようです。

ドーベルマンと似た名前のト・ベマン。１０歳の時に交通事故で軍人の両親を亡くした。子どもの頃からその名前をからかわれたこと数知れず。しかし、ベマンは相手が同級生だろうと先生だろうとからかう者には一切容赦しなかった。そのせいか中卒。一発逆転を狙い難関の司法試験に合格。が、中卒の学歴のベマンを受け入れてくれる大手法律事務所は無かった。そこで諦めるベマンではない。一度獲物に噛みついたら放さないドーベルマンという別名は伊達ではない。国内屈指の法律事務所の代表が軍検事を５年務めたらパートナー弁護士として迎え高年俸を約束すると提案してくれた。その提案を受け主に軍に来た財閥の御曹司のやらかした事件の後処理や軍高官のパワハラ事件のもみ消し等の汚れ仕事をする只、金を稼ぐことだけが目的の腐った軍検事となる。退役１ヶ月を残して訳アリの女性軍検事が入隊してきて俄かにベマンの運命は変わってくる。この二人が大活躍する痛快アクション軍法廷ドラマの台本集。今９話目（２冊目）を読んでいて、まだ結末は分からないのですが今の所面白いです。どんな展開になるのか今後が楽しみです。

一般的にドラマ原作小説はドラマ化されたシナリオ集などより面白くないことが多いように思うのですが、こちらは大変面白かったです。普通韓ドラは放送中に視聴者の反応を見て内容等臨機応変にを変更するのが一般的ですが、こちらのドラマは丁度韓国の朴槿恵元大統領のスキャンダルに端を発した大々的なデモの影響を受け放送が延期となり、既に撮り終わってから暫く経ってからの放映でおまけに全３０話だった所を２話分カットされて放映され、作家の方が重要に感じ描いていた部分もカットされてしまっていたそうで、残念でこの本の出版にあたって後書きで作家さんが事情を書かれていました。特にソンスンホンさんのファンではないのですが、作品の中の宜城君（架空の人物）はとても格好イイですし、内容もハラハラドキドキ飽きさせず面白かったです。

途中からこの韓ドラをスカパーで見かけて観てみるととても面白かったのと最初の方の観ていなかったところの事情が分からなかったのと、リーディング学習用に良いだろうと思ってシナリオ集も購入してみました。ハン検上級（２級）受験前に購入して主にリーディング学習用に利用しました。史劇特有の言葉や方言が多めなのが試験対策用には若干合わないかと思いハン検受験前は途中で止めて現代劇のシナリオ集に変えましたが、試験後また読み始めて２回通して読みました。とても面白かったです。映画『王になった男』とは原作は一緒だそうですが、こちらはまたちょっと違ったストーリーで主人公も光海君ではなく架空の王になっていて結末が分からずハラハラして結果、（ちょっとネタバレしてすみません）悲劇的な終わり方で無かったのが良かったです。

まだ８話の途中までしか読んでいないのですが、面白過ぎて寝不足になってしまう程です。登場人物など一切調べずに読み始めたのですが、ネタバレしてはいけないけど、本当にストーリーが奇想天外でヒロインがぶっ飛んでて（これには訳があるのですが）、台詞も気が利いてて、お腹を抱えて笑ってしまいます。お薦めです！その後読んでいる途中でドラマを観ながら並行してシナリオ集も読んで読み終えました。ドラマは面白過ぎて３周り見て、再度シナリオ集を読んでいます。１度目は速読で読んで今回は精読なので分からなかった単語を逐一調べながら読んでいます。アドリブか付け加えられたのか元の台本と違うシーンがあったり削られている所があったり、無削除シナリオ集ならではの楽しみ方があります。このドラマは本当に凄く面白くてお薦めです！

主人公の財閥御曹司、チン・イスが金と暇を持て余し実は訳ありでグレていましたが、ひょんなことから刑事として勤務することになり、それが意外と嵌ってしまって痛快に事件を解決していきます。一般庶民とは全く次元の違う視点でグイグイ事件に迫って行くのですがそこが全く嫌味に感じられず、とても新鮮で面白かったです。尚、シナリオ集は三度読みましたが、ドラマ自体（映像）はまだ配信先が限られていて観ておりません。『梨泰院クラス』を観られて悪役だったアン・ボヒョンが嫌いな方も是非ご覧下さい、こちらは良い人だしルックスもイケメンです（巻末にドラマ写真集つき。個人的には『生まれ変わってもよろしく』の優男系（←8ｋｇ減量時）の「専務さん」のアン・ボヒョンが一番好み）。

兎に角面白い！リーガルドラマです。 購入してからもう丸2回読みました。一回目は筋を追うのに分からない単語も前後から類推してあまり辞書を使わずに読んで、２回目は分からない単語を調べながらじっくり読みました。あまりネタバレしてはいけないのですが、チェ・ドヒョン弁護士が凄い！追記。結局、今までで丸４回読みました。ハン検のトウミ（上級編）に出てくる単語がト書きの所によく出てきて、繰り返し読んでいると自然に覚えられて良かったです。ハン検試験2ヶ月位前まではリーディングはほぼこの本のみを勉強していました。この本のお蔭で楽しく勉強して2020年第54回秋季ハングル能力検定試験２級に合格できました。（他にも過去問は9年分しましたが）

韓ドラ『成均館スキャンダル』の原作本ということで第一弾の『成均館儒生たちの日々』１・２巻を読んだ時はあまり面白くなくてガッカリしたのですが、こちらのシリーズを読んでみたら一人一人の登場人物が生き生きと描かれていてとても面白く読めました。あまりネタバレしてはいけないのですが、ドラマのようにソンジュンのお父さんがすんなり認めてくれなくてすったもんだするのですがその過程がまたハラハラして興味深くて引き込まれてしまいました。小説の時代が朝鮮王朝時代なので、時代もの特有の官職名や事物など出て来て調べてみないと分からない単語も正直多いですが、それを勘案しても楽しくて読んでみて損はないと思います。

本当にここのチーズベーグルは美味し過ぎ！久しぶりに数年振りに購入したら若干チーズの量が減っている感じはしましたが、やはりここのベーグルは美味しいです。チーズの塩加減と生地のほんのりとほのかに甘い味わいがベストマッチです。生地のもっちりズッシリ感も食べ応え十分です。出来れば見た目を良くするだけの添加物、アナトー色素の添加は止めて下さった方が消費者として嬉しいと思い、味は五つ星なのですが、敢えて☆一つ減らして4つにしました。以前は時たま実店舗まで行って購入していたのですが、ネットでの購入も最近では早く着くとのことで、実際、今回は注文して４日目に着きました。早く食べられて嬉しいです！