耐久性：普通、明るさ：普通

文句のつけようがありません。 大型は既に#08黒金を所有しているのでそれで十分だったのですが、今なら手に入ると思うと、つい誤ってポチってしまって(笑 そして手許に来たこいつは、やはりカッコイイの一言。 ただ、やはりデカイ！ #08と幅は変わらないものの、全高38cmの佇まいは、そのデザインも相まって貫禄すら感じる。更に、これは黒一色。DIETZお得意の黒金は、確かに豪華だしカッコイイ。 しかし、この大きさで黒一色というその存在は、他の機では味わえない重厚さがある。 ここでのレビューで、他の方が「蒸気機関車」と比喩されていたが、まさしく言い得て妙なり。 この#80黒と#08黒金を並べて置くと、日本と西洋のSLが併走しているかのような雰囲気を漂わせる。 4分芯の#78との比較で、7分芯はやはり明るいとはいえ、たかが知れています。 #78やFEUERHAND276は持ってるけど、それでは暗いので7分芯のやつが欲しい。などとは思わない方が良いでしょう。そういう意味では、7分芯でも「暗い」ので。 何より、大きくて邪魔なので、これらのデメリットを差し置いてでも、この「存在感が堪らない」という人のみ、手を出すべきかと。

耐久性：普通

ランタンハンガーは数あれど、どれも似たり寄ったりのデザインで面白みがない。 もちろん、大枚叩けばカッコイイものが買えるけど、吊るすランタンより高いのはちょっと…。 何か良いものは無いかと物色、この製品にたどり着きました。 この価格なので、作りは簡素で高級感はありませんし、太さも、重いランタンを吊るす気にはならないでしょう。 しかし、このシンプルなデザインと、地中に挿す部分が2本になっている点は見逃せません。 ただ、この細さと、地中に挿さる長さも十分とは言えないため、固い地面や、逆に柔らか過ぎる地面には不向きと思われ、そういう意味ではフィールドを選ぶと言えるかも知れません。 また、商品写真では、ランタンを吊るす部分とペグ部分の補助ペグが良い具合に同じ向きになっていますが、都合4本をねじ込んで繋げるので、しっかりとねじ込むと向きが同一とはなりません。　これは大きなマイナス点かと。 重たいランタンは不向きで地面も選ぶとなると使い勝手が良いとは言い難いものがありますが、この価格なので、オールラウンドに使えなくても、他とは被らないデザインに価値を見出せるなら買いですが、思いのほか低い事も付け加えておきます。

耐久性：普通、明るさ：普通

ここ10年程のハリケーンランタン歴で、初の大型ランタンです。 DIETZユーザーですが、この機はキャンプに持ち出すには大き過ぎるので、気にはなってはいたものの敬遠していたのですが。 "初回購入の方限定販売"という不思議な文句を掲げたショップが目に止まり(どうやら不当な転売対策とか)、何故か"買い"のスイッチが入ってしまい、そうなると、マイナス要素だった大きさも「これもありかな」と(笑 何しろ、他にはないストリームライン、そこからくる独特なデザインなど、所有欲を存分にくすぐられていたもので。 さて、期待の7分芯ですが、4分芯との比較で明るいのは間違いないのですが、夜のキャンプ場では、絶賛する程の違いはありません。 ただ、明るさが目的ではありませんし、確かに炎は大きいので見応えは増します。本体の大きさ故の貫禄や存在感も、#78とは比べるまでもありません。 何より、黒金が似合うモデルで、この機ならではのデザインと相まって斬新さを感じます。 大型ランタン全般に言える事ですが、キャンプに持ち出すのは不便ですが、中型ランタンとは一味違うキャンプサイトになること請け合いです。

耐久性：普通、明るさ：普通

数年前に、長年使い込んだランタンを引退させてDIETZに鞍替え、この#78赤金は、2機目のDIETZです。 正直言うと黒金の方がカッコイイと思うのですが、これから増殖させる予定の他のDIETZで黒金を考えていたので、#78は人気の黒金を避けての赤金だったのですが、これはこれで正解でした。 元々赤いランタンは好きなので、(以前のメイン機も赤でした) 赤は単色でと思っていたのですが、赤金も中々カッコイイではないですか！ キャンプ場などでも、FEUERHANDジンクほどではないにしろ、DIETZユーザーも見受けられ、中でも#78黒金は人気のようですし、人と被らないものをお探しなら、#78赤金はお薦めの筆頭です。 また、#78の大きさや使い勝手は、多くの人が選ぶのが納得できるものです。 最初の一台とか、数台を所有するが、持ち出すのは一台とかなら、迷わずにこのモデルでしょう。 装飾品ではないので、仕上げや可動部の動きも、実用品としてのレベルは十分にクリアしています。 明るさは言わずもがな、論点にしてはいけません。 灯りなど、この程度の物しかなかった時代のアイテムですので。

同じデザインの他製品が多く出回っていますが、中でも最悪の製品ではないでしょうか。 裏面はフチが1mmほどあるだけで、いわゆる空洞です。 細部に至っては、バリや歪みなど、いかにも中華製の王道を行ってます。 何より酷いのが付属している両面テープですが、製品と同じ形には切り抜かれています。 ただ、同じ形というだけで、フチにピタリと合うものではなく、全域でコンマ数mm大きく、フチいっぱいに切り抜きの補正が必要です。 これでは製品と同じ形であっても何ら意味がなく、むしろ切り抜き難くなっているのではないかと。 自分で手間暇かけて手を加えて…というのがお好きな人にはおススメの逸品ですが、私のような凡人には、製造企画段階での不良品、粗悪品としか思えません。 改めて、評価の良い、工作の必要のないものに買い換えます。 わずか数百円で、良い勉強をさせてもらいました。