ボンネビルに着くなら、と、スクランブラー（キャブ型）に着けました。エキパイが邪魔なので、ラジオペンチで掴んだ１０円玉でクリクリと元のキャップを外しました。この計器自体に長さ（高さ）があるので、取り付ける時には指でつまんで簡単にねじ込めます。油温の「目安程度」と考えていましたが、別の赤外線温度計で計測したところ、計器本体は数センチ横にあるエキパイからの熱を受けて高温の時でも、針はクランクケース下部やオイルクーラーとほぼ同じ温度を指していました。かなりアテになりそうです。 市場には黒パネルの物も有るようですが正規輸入品だと１４０００円もします。スクランブラーのメーターは黒なので合わせる事も考えたのですが、安い「ゆにゅーや」さんで白を選択。取り付けてみて「白」で良かったと思いました。エキパイの影と黒エンジンに挟まれて白が見やすいのです。と言って、もちろん個人の好みですが・・・。 「注意」 スクランブラーにかぎっていえば、「油温なんてどーでもいいけどドレスアップﾊﾟｰﾂとして着けたい」という人はご一考を。エキパイに隠されて、周囲への視覚的アピール度はほぼゼロです。

生地も縫製もよく、使い勝手も熟考された完成度の高い製品。一般的なパッキングでの、ショックコードを緩めて中身を漁る様な手間は大きく軽減される。甘豚、・・・違う、雨蓋下の袋状のスペースは、立ち寄り温泉用の着がえや買いだした食糧を手早く出し入れ出来て便利だ。特にビールは、保冷袋に入れているとはいえ１秒でも速く積み込みたいので・・・。マットやシュラフを外付けにした場合、その大きさによっては付属のレインカバーでは覆いきれないので、当然ながら自分の荷物に合わせてザックカバーを用意しなければならない。難をいえば、容量の必要から、高さがあるので重心が高くなる(見える)事。実際の重心位置は使い手が工夫するとしても「ゴロっと感」は否めない。もし、３型として、機能的デザインはそのまま、高さを５から１０センチ低く奥行を５から１０センチ伸ばしたトランク型が発売されたら、自分は飛びつく様に購入すると思う。（これは暗に、というか見え見えにタナックスに「ネエネエ、造って造って～～～～」と言っているのだが）

普通はボトルの肩か裾（あるいは両方）にある接合部を、へこみ易い胴にもってくる事でリブとし、強度を出している。誰も注目しないだろうが、ノズル基部のパッキンと中蓋、キャップの形状も良く考えてある。部品数も抑えてパッキンの摩耗も少ないだろうと思う。ノズルの形状も改良されたようで、ガソリンをバイクのタンクに入れようとすると、自然と空気穴が上側を向く様にデザインされている。オオッ、賢いではないか！。欲を言えば、ホースをあと数センチ長くして、予備のパッキンが付属していたら・・・と思う。不織布の収納袋はオマケっぽいが、周りの荷物へのあたりを和らげたり、中身の塗装を守って少しでも耐用年数をかせいだりはしてくれそうだ。 願わくば「容量２L」の物も制作して欲しい。高さ・奥行は変えずに断面を小判型（コストかかりすぎるかな）にすれば幅1４ｃｍ程になる筈。ツーリングで２本持つ事を考えると、２L版のほうがチョッピリ軽くなるし、デッドスペースもなるべく減らしたいもので。

サンプル写真には無いが金属ステーのバックミラーもついている。前後サスは当然として、ステップとタンデムステップ、メーンスタンド、サイドスタンド、キックアーム可動、ブレーキペダルと連動してブレーキロッド可動、、ゴマ粒程のスプリングによりブレーキ、クラッチレバーが可動する。フューエルキャップ開閉。シフトペダルの「コクン」とした感触、実物と同じ造りの金属の駆動チェーンに感動し、ひょっとしてと思ったシートもパカッと開き、中には質感リアルな車載工具袋と小さなビニール袋が。緩衝材だと思ったこのビニール袋、中には金属チェーン1コマとなんと「キー」が・・・。美しい冷却フィン、輝くエキパイ、今では見られない塗装されたヘッドランプカバーや迫力の4本マフラー等、酒を呑みながらニヤニヤ眺めるのに最高の1台。

注文番号　neel-10065278 通販だと、文字盤のMOPの「相」がわからないのが不安だったが、思い切って注文。 男らしい大ぶりなケースにドットインデックスと針のバランスがいいと思う。図体の割に針がチンマリした時計は好みでは無いので・・・。緑の地に、白いインデックスと針のコントラストがきいてとても見やすい。赤い秒針もアクセントだ。これが赤くなかったらスポーティー感が一段落ちる（あくまで個人の感想です）。美しいオーロラの様なMOPの文字盤とオーソドックスなダイバーデザインで飽きることはまず無いと思う。「ケンテックス」というと人からは「え、カメラの？」と言われるのが少しさみしいが・・・（ペンタックスやコンタックスと間違えている）。

トライアンフ・スクランブラーに合皮タイプを着けました。タンデムベルトからシート後端にピッタリ収まり、なかなかカッコよろしい。モトコのSR用シングルシートを思い出した。手持ち用の取っ手が、上下のクッションの間にはまり込む形で収まりダラッとしないのは素晴らしい。小物スペースが無かったので、工具とナップサックは常に入れておけるのがうれしい。押し込んだらカッパ（今はみんなレインスーツと呼んでいるらしい）もなんとか入れられた。多くの人が言う様に容量は７リットルと小さい。大抵のウエストバッグは３リットル位だからその２倍はある筈だが、形が特殊なせいかもっと小さく感じる。が、デザインを重視した商品だがらコレはこれでいいと思う。