量子力学の考え方を歴史を踏まえながら平易に解説した秀逸本だと思います。あるいは岡潔や森田真生のファン向けの文体かもしれません。多くの物理学者が，国境や時代を超えてたすきをつなぎながら手探りで理論を構築していく，ある種の緊張感が伝わってきて，とても哲学的な本とも言えます。ところで原書の装丁を見ると，この本はHelgolandでのハイゼンベルグの体験が本書よりも前面に出ている印象です。個人的な思いが物理学を作っていることが改めて分かりました。

いわゆる次世代のモビリティについて考えていたところに出会いました。内容が若干古いのとアメリカの事例なのでそのまま日本や他の国に当てはまらないものもありますが，考える視点を提供してくれます。著者は実際に都市計画に携わる人のようで，言葉の裏側に現実問題にぶつかった経験を感じます。一人当たりの温室効果ガス排出量が少ないのは郊外ではなく都市である，という指摘は，考えれば分かることでしょうが，とても新鮮に感じました。

端正な書きっぷりという印象です。オライリーらしさを残しつつも日本語で書かれた本でとても読みやすい。Node.is の哲学を説明しつつ、手を動かしながら読めるように書かれているので理解が進みます。本書にもあるようにJavaScriptは初めてでも、何らかのプログラミング言語を習得した人なら読めるというのは本当です。少し高めですが買って良かったです。

耐久性：普通

ダウングレードでしょうか? 沸騰時のメロディーの変更が事実上できません。今回の購入は, それまで使っていた同社の似た製品の買い替えでした。説明書によれば, デフォルトはメロディーで, ブザー音に変えられます, ただしプラグを抜くともとに戻ります, とあります。結局, 毎朝メロディーを聞かされる羽目になり, これだけでも他社製品に買い替えたい気分です。

地政学をテーマにしたユニークな漫画だと思います。各国のあまり知られていない状況を，漫画ならではの現場の人間の視点で描かれています。ただ最初の方の巻の一種怪しげな雰囲気がだいぶ減ってきて漫画としての魅力が薄れたのと，細かい字の解説文が増えすぎて読みづらくなった気がします。作者には頑張ってほしい漫画です。

標準化会合 oneM2M を牽引した日本人の方々が，M2Mに関して広く丁寧に解説した極めて秀逸な本だと思います。基本的な考え方は，IoT，デジタルツイン，メタバースなど oneM2M 以外にも通用すると思われます。このような専門性の高い原書を母国語で読めるという点でも貴重です。

髪の仕上がり：しっとり、使い心地：とても良い、泡立ち：普通

美容院のおすすめで長く使っています。髪の乾燥もなくしっとりしていてとてもよいです。しかも意外にコスパがとても良い。値段を見るととても高く感じますが、一回の量は少ないので長持ちします。普通のお店ではあまり見かけないのでいつもネットで買っています。

前書きにあるように，時系列解析について信号処理，統計処理，機械学習まで一通り書かれた珍しい本ではないかと思います。私はオライリー節よりは学術書的な書き方が好みですが，とても読みやすいと思いました。知識のアップデートに活用しています。

とろみ：あり、つけ心地：とても良い、コスパ：良い

何年も定期的に購入しています。コロナ前は銀座や日本橋の対面店で買っていましたが、外国人観光客でとても混み合っていて閉口していました。コロナ後はネットで買うようにしていますが、全く問題はありません。

耐久性：普通

手持ちの同社同型同色の製品と思い、買い替えとして注文しました。が、あまりにチープな質感で驚きました。今は部品交換用にしてしまい、バッテリーの劣化した古い製品を、刃だけ交換して使っています。