赤ワインの味：重い、香り：非常に良い、お酒の味：辛口、後味：普通

16℃で開栓して、直後の瓶口からはあまり香りは立たず、微かに枯葉と気のせい程度のチェリーを感じたくらいでした。ところがグラスに注いですぐに、シダー、スパイス、ハーブに枯葉が合わさった、いわゆる煙草や葉巻といった香りが一気に噴き出してきました。口に含むとまだしっかりとしたタンニンの渋味もあり、パワフルです。出だしは、この葉巻の香りがパワフル過ぎて、果実味とかいったものは霞んでしまい、ほとんど記憶に残っていないです。二時間ほど経つとタンニンがかなりこなれてきて、全体的に葉巻の香りも少しおとなしくなって飲みやすくなり、三時間以上経つと、葉巻の香りがかなりおとなしくなって、全体的にビターチョコレートのような味わいになりました。メルローやカルメネールで煙草・葉巻やコーヒーといった香りが出てくることは経験していましたが、これほど葉巻の香りがガツンと出てくるのは初めてでした。よくできたワインだと思いますが、好き嫌いは分かれそうです。ワインの葉巻の香りに理解がある人なら、この価格帯でこれ程上手く醸せているのは★５でしょうが、果実味を中心に期待している人には★３以下になりそうです。澱の量は過去イチです。

香り：良い、お酒の味：辛口、後味：良い

日本ではまだ輸入量が少ないブルゴーニュ・ラドワ（村名）の白ワイン。同じ村内の有名グランクリュ畑はコルトン・シャルルマーニュ。特級畑を持つ村のワインだが、有名でないがゆえに価格も控えめなのはありがたい。2007年ヴィンテージということで今年16年目のワイン。ブルゴーニュ・村名ワインとはいえ、白ワインとしては、終わっている可能性もあるので気を付けて開栓。フォイルシールは変形もなく問題なさそうだったのだが、剝がすと、コルク上部が少し湿ってカビている感じがする。これは液漏れか？と心配しながら、乾いている部分にスクリューを刺し、湿っている側を持ち上げる感じでゆっくりとコルクを崩さないように開栓。コルク下部や瓶口からは異臭はなかったのでブショネではなさそう。グラスに注いでゆっくりと香りをかぐと、熟成香と言うより、すっとした少し甘やかな花の香りとそれ以上に口に含むとはっきりとしてくる、ミネラリーというかチョウキーな香り。このチョークの香りの後に、少しオイリーな熟成香が微かに追いかけてくるという感じでした。予想していた熟成ブルゴーニュ白のアプリコット系の香りはしませんでしたが、チョーク香が好きな方に。

コストダウンにより中身が改悪されました。1パック税込み100円以下で販売しているタイカレーならこんなものかもしれませんが、以前の物から、味も具材も落ちましたので、現行の値段で購入することは二度とないと思います。具体的には、鶏肉の量が減って、ふくろだけが無くなりました。パッケージのような器に入れると、鶏肉もタケノコも見えないので具が何も入っていないスープに見えます。原材料の記載順序を見ても明確に分かります。鶏肉を減らしてココナッツミルクを増やしたせいか、タンパクが減っていますし、キノコ類が入らず、グアニル酸が入ってこないので、より旨味が減った感じです。まずくて食べられないというようなものではありませんが、ふくろだけ入りのため、こちらのタイカレーを買っていたこともあり、無くなって、かなりショックです。これならヤマモリのタイカレーを買います。残りはまとめて鍋にあけ、鶏肉とキノコと茄子を加えて煮て味を調えてから食べようと思います。しかしこれなら、レトルトカレーでなくて、カレーペースト購入すればよかった。この店舗が悪いわけではありませんが、このメーカーのレトルトタイカレーはもう二度と買いません。

香り：普通、お酒の味：辛口、後味：普通

最初８℃くらいで飲み始めましたが、香り立ちはそれほどでもなく、あとに白ワインよりも強く赤ワインよりも弱い程度の少し尖った苦味渋味が残りました。ロゼとも違う感じです。冷やして飲んだ方がいいといわれていましたが、今回飲んでみて、オレンジワインは白より少し温度を上げて飲んだ方がいいと思いました。16℃くらいになると、香り立ちも良くなってきて、主体のグルナッシュブランというより、ヴィオニエやゲヴェルツトラミネール系の華やかで柑橘やフローラルな感じも出てきて、最初に感じた苦味とも合わさり、オレンジっぽくも感じました。また、香りが立ってくることによって、後味の苦味渋味も和らぎ、バランスも良くなってきました。ガーリックバターを塗ったバケットと自家製チリコンカン、スペイン産白カビサラミとはよく合いました。アルコール13％、添加物は亜硫酸塩と酸味料のみ。あまり感じませんでしたが、少し補酸してあるようですね。温度が上がってからは★3.5くらいかな。白でも赤でもロゼでもない、独特の濃さと苦味が、スパイシーな料理や燻製物とよく合う感じです。色味もあってかブランデーのマールを白ワインで割ったようなイメージかも。

耐久性：普通

この手のグッズは気休め程度だとは思っていますが、冬に静電気で火花を散らす人間としては、何となく、少しは緩和してくれている気がするので、今回、最近流行りのシリコン製磁気ブレスレットを購入して見ました。見た目は写真通りで可もなく不可もなく。金属の小さいコマは自由に動かせます。というか、はめていると勝手に動きます。おもちゃというほどでもないですが、高級感を期待できるほどでもありません。1000円以上出す気にはなりませんが、この価格ならこんなものではないでしょうか。注意点はサイズで、メンズ20㎝というのは、マグネットを外して一本のヒモにした時の長さです。ブレスレットとしてはマグネット部の重なりで、－8㎜となるので、実際の内径は19.2㎝未満です。レディースは17.2㎜未満でしょう。たぶん、この手のブレスレットのサイズは皆そうだと思います。面白いのが、半日ほどはめていたら、当日まで酷かった腰痛が急に改善しました。そう言えば磁気の効果って、もともとそっちが有名だった。気のせいかもしれませんが、これは嬉しい誤算で星一つプラスです。今後、静電気防止効果を実感できたら、星5に増やしてもいいかな。

Acerは日本法人もあり、3年間保証も付いています。この価格でこの性能なら、特に文句を言うところは無いです。動画を写真に撮っても横縞がでないので、フリッカーレスもきちんと機能しているのでしょう。特筆すべきは軽さでしょうか。どこにでも手軽に運べますが、持つところはスタンドの部分しかないので、そこだけ気を付ける必要があります。個人的にはACアダプターが外付けの点を評価しました。ACアダプターが本体内蔵で電源コードだけの方がいい人もいると思いますが、過去に使用していたモニターの故障が、液晶部分などではなく、内蔵電源部分だったので。外付けだとACアダプターを交換するだけで済みます。あえてマイナス点を上げるなら、映画を見たりすると、IPSパネルは黒潰れが結構目立ちます。暗闇や黒髪の人の髪が不自然に感じます。この点は、VAパネルやプラズマテレビと比べると明らかに劣ります。視野角と言っても、結局モニターなんて正面からしか見ませんし。スピーカーは、おまけ程度かもしれませんが、音質に立体的奥行きや低音のパワーを求めたりしなければ、普通に聞こえます。エレコムの千円台のスピーカーの方が上でしたが。