旧版を持っていたのですが、新作読み切りがあると知って購入しました。他所のレビュアーさんのコメントで、新装版は値段が高いのに、紙の質が悪い!と怒っている意見が多数あったのですが、実物を見て納得。確かにちょっとね…。まぁ、あくまでも新装版であって豪華版ではないからでしょうか。それにしてもこの版、古本でもめちゃ高いですね。朝日新聞出版社は再版か、電子書籍化とかしてくれないかなー。

ドラマがおもしろかったので、読みたくなり購入しました。ヘブンズドアーは凄いけど、無敵でも万能でもない所がいい。怪異による問題が起こったり、危険な時は自分の知識や知恵をフル活用して戦う姿はカッコいい！最後まであきらめない、どうすればいいか考え続けるパワーに脱帽です。特殊能力で全てを解決しない物語が素敵。岸辺露伴はめんどくさい奴だけど、絶対好きになると思います

ゴシック文学というと、外国の古典的なホラー？というイメージしかもっていなかったので、このアンソロジーを読んでみて、意外な感じ。過去に読んだ事のある作品も、リテラリーゴシックというジャンルだと頭において読むと新鮮。怖い話だけど幽霊とか、怪物とかの恐怖ではなくて、人間の暗部を垣間見る怖さ。まさに不穏の文学。編者の視点が面白かった。

ヘルメットとしては頼りない感じ。かぶってみると小さくてキツいような…。私の頭のサイズは標準なんですが。長い時間かぶっていると、こめかみ辺りが痛くなるのでタオルや手ぬぐいを入れて調節してます。内側にクッション的な物があったらなと思いました。まあ、この値段なら、このくらいの商品だろうと納得。デザインはいいと思います。

1〜3巻まではドタバタコメディという感じもあったけど、4巻以降はコロナ禍の影響で少しシリアスになったかも。日常の中でモヤモヤする自分の感情が、主人公の言葉でスッキリする。そうなんだよな、そうかもしれないな、と思う事が多い。個人的に心が軽くなる漫画。一人飯モノ？としても一番面白い。グルメじゃない所が好き。

どちらの作品も面白かったが、特にノーべル・マンションがいいなと思った。変わり者の主人公が引っ越してきた、不思議なマンション。住人は彼以上に変な人?達で、自分は負けていると落ち込む姿がおかしい。オバケ？妖怪？妖精？よくわからないけど、トボけてて、かわいい住人達が巻き起こす騒動は、クスッと笑えて楽しい。

このシリーズ、探偵役のツユリシズカがいい。にこやかに相手がわからない言葉で悪態をつく所がおもしろい。不思議な館、ドロドロした人間関係連続殺人、鮮やかに謎を解く探偵…。こう書くとありがちなミステリーだと思われてしまいそうですが、そんな事はないですよ。シズカは犯人よりも怖い、かなり異質な探偵なのです。

童謡をなぞった連続殺人、一族の争い、名探偵登場…。金田一耕助シリーズが好きな人なら楽しめそうな作品。本編の探偵呪師霊太郎は、金田一耕助以上に不思議な謎めいた人物だと思います。フッと現れて、事件が解決すると消えてしまう。正に放浪探偵。次はどこに現れるのか、新作が読みたいシリーズのひとつ。個人的に。

新選組を知っている人なら油小路の事件は有名だろうが、幕末にはたくさんの大事件が起きているから、それほど漫画に扱われなかったような気がします。近藤・土方・沖田が表に出て来ないし。新選組漫画でここをメインに持って来るとは…と正直びっくり。今までの漫画で描かれている藤堂の中で一番魅力的だと思う。

コーヒーをテーマにした小説ではなくて、コーヒーに合う小説を集めたとの事。選んでいるのがコーヒー屋さんというのがおもしろい。かなり私的なアンソロジーですね。小説を読みたいけど、何を読めばいいか迷っている人にオススメしたい一冊。ゆっくりとコーヒーを飲みながら読めそうな古い作品がいっぱいです