元々はシフトワイヤー外出しの旧アルテグラSLを使っていました。ワイヤー内装が主流になった頃、とあるショップで外箱の乱れた新型105レバーセットを見かけて買い叩き (それでも当時2万円) 内装ワイヤーのレバー操作になじんで3年ほどになりますか。 今回ST-6700に替えたのは 「レバーだけ105なのは寂しくないかい」 という単なる感傷とカーボンレバーのリッチ感が欲しかったというワケです。 重量で105より数グラム軽いようですが操作重さやストロークや速さは105とまったく変わらず、これはブラケットがやや細くてカーボンのレバーが付いた105です。 さらに金属レバーの105より悪いことにはカーボン端部の仕上げが荒く、シフトダウン操作の際にカーボンレバー裏側をこすりながら接触する指を切創します。 これは他のレビュアーも書いておられます、重大なことです。 私は徹底的に面取りのヤスリ掛けを施し、ピカールでポリッシュして使っています。普通ならリコールでしょう。 旧アルテのレバーも残してあり見比べてみると6700はエレガントさに劣り、「武骨な105にカーボンを被せただけ」 のモノです。 今は10速用を買うひとは少ないでしょうが、ご参考まで。

169cm 65kg、メーカーサイズ表ではMとLの中間ラインにいるのでいつも迷う。 PイズミサイズだとXLでちょうど良いのでなお迷う。 ショップコメントには「ゆったりめの履き心地をお求めならこちら」とあったので、ゆったりめならMでちょうどかと購入。 確かにちょうど。ややちょうど過ぎ、すこしパツパツ。 焦点の耐寒性はGood、背後の通気側がやや寒い。そんな朝はジャージのハーフパンツ(体操着)を上に重ねて履いています。 激しく踏むと背中が出る感覚を覚え、上衣の中に着る長袖ジャージの裾丈の長いものを選んでパンツのゴムの中に入れています。 次回はLサイズのコンプレッションを買って試してみたいと思います。 耐風素材の表皮はごわつき感があるものの尻パッドが小さ目なのでペダリングは快調。 不要なポケットのファスナーには高精度なレバーロック機構が取り入れられているのに、一緒に買ったシューズカバーにはそれが無い。 シューズバックにこそロックのファスナーは必須でしょう。 同じ工場製ではないだろうから部品の融通は簡単でないだろうが、中国語に堪能な社長さんなら次期製品では反映されると信じています。

1年前のイベント直前にリヤのWH‐6600Gを破損させてしまい、あせって大急ぎで購入したのがRS21でした。 デザインがエレガントでないので気に入らなかったのですが、即納可はコレしかなかった。6600の補修部品はすでに打ち切りということで、仕方なくそのままRS‐21をリヤに使っていました。 最近になり今度はフロントのベアリングにゴリゴリ感が出たので開けてみたところ、玉当りの調整ができないシールドベアリングでした。 そこで、前後ともRS‐21になったというわけで、今でもエレガントでないなあとは思っています。目が慣れてしまえば 丈夫そうでいいんじゃないの というところでしょうか。 マレーシアから入って来た箱のまま一度も開けられずにショップから届いたのだと思います。揺れ止めのプロテクターは付いていましたがハブとスポークの黒い塗装が擦れて光っていました。使い込んでナンボ と思っていますから気にしていませんけれど、お知らせだけはしておきましょう。走りっぷりについて書かねばなりませんね。 リヤは固めを感じましたが、フロントはハンドルに来る痺れ感が少なくなりました。よいみたい。

DE ROSA 即納一点限り とあったので急いで買ってしまいましたが他店にもたくさんありました。 どのお店でもまったく同一価格だったので、何か意図的なものを感じますがまあいいでしょう。 このヘルメットはサングラスを掛けた上から被らないとメガネのツルの収まりが悪いです。後頭部にあるアジャスターの形状がそうさせるのですが、サングラスの安定固定ができて私は気に入っています。 実測重量 ： 254.5ｇ 被ってみると重み感なし。「額が軽いな」という印象。重量のセンターが後方にあるみたいです。 50kmほどの試運転では241.9ｇ のCATLIKEのMIXNOより首の疲れがなかった。 風の抜けもよいのと耳の下あたりが空いているので、通気孔だらけのMIXNOより涼しかった。（かな？） きのこアタマにならないデザインもよいが、DE ROSA のロゴで決めました。COLNAGO も出たらまた買う。 ストラップのアゴ部分は合皮製、新しいせいか汗で痒くなったけれどそのうち慣れる。 やや前額部の張り出しが大きく日除け効果あり、前方視界は良い。前先端から滴下する汗がサングラスに掛かりにくいのもよい。

暖かいことでは満足。 後背部に全開するファスナーがあって開口距離は申し分ないのだが、ファスナーの耐久性に不安。 1月の当地はあまりに寒くて室内ローラーに乗るのがやっとだからシューズカバーを着けて外に出ていないのでファスナーのことは見た目からそう書いています。 最大の問題はレバーロック機構のないファスナーレバー。 ローラー台で試しに履いてみたが、ひとりでに下がって足首がむき出しになった。 これは重大な欠点と指摘したい。 対策されるまでは知人に紹介できない。 靴底側の部分について思うこと。 甲の側と同じ素材で出来ているが、歩くことを考慮すればそれなりの材質のほうが気兼ねなく公園のトイレを歩けるのではないか。 私は夏でも水で濡れたトイレを避け土手の芝生を歩いて行って して います。 お行儀については謝りますが、女性ライダーでこのカバーのままあそこの(特に場所は秘す)トイレに入れるひとはエライ。

数年使用したラスのビクトリーが紫外線焼けで色変わりして (赤が黄色になった) 自転車のカラーと整合性が崩れ、ビジュアル派としては耐えられなくなってMIXINOの黒×赤を購入。 黒い部分がカーボン柄のを欲しかったけれど日本仕様には設定がなかった。 頭囲58cmの私はサイズMDでは小さくLGでは大きく、悩んだ末にLGにしたが被ってみると 「アタマでっかち」 になりました。 ラスが小頭効果のデザインに対し、こちらは安全一辺倒らしく横にデカい。 ビジュアル派は試着して決めるべきでした。 ただし 見てくれ のインパクトと涼しさは一番です。 「炎天下では休憩時にも被っていたほうが涼しい」というウワサは本当です。 耳の上側にサイドのフィッティングがあって、サングラスの形状によっては干渉して耳が痛くなります。 乗車時の髪型に整えてサングラスを持って試着に臨むことを再度お勧めします。

ジッパーがヤワです。これだけはYKKを使って欲しかった。 袖は太目、風でパタつきます。 裾、あと２ｃｍ長くして欲しい。擦り上がり防止テープはありません。 胸の二色はプリントでなく別布。この切り替え部でジッパーがひっかかり、両手放し運転でないと開閉操作できない。 左腕に反射性ロゴのプリントがあるが、工場への指示を右と間違えていないか？　日本は車道の左端走行です。 最後に根本的なデザイン設計について。前面側は上から下までの左右を縫い合わせて、半分から上にジッパーを取り付けています。 だったらフルジッパーにしても良かったのではないか。ハーフジップというのは腹の部分に何もないから気持ち良いのです。