ストラスブール大学のサンドラ・シャール氏による『女工哀史』再考。京都大学に提出した、もともと日本語で書かれた博論が元になっている。『女工哀史』にはどのようなバイアスがかけられているか、女工の中でもどのような女工が手記を残そうとしたのか、彼女たちの生活は悲惨なだけだったのか。日本の史料はもちろんのこと、欧米における民衆史の手法を導入した、客観的かつ批判的な論考。自分の境遇を嘆き自らを慰めるためだけの似非ジェンダー論でなく、弱者のための真のジェンダー論を学びたい人は今すぐ入手されたし。

それまでのディズニー・プリンセスと違って、彼女はずっと「本」を持っている。単に「美しい（ベル）」だけではない、ベル生来の性質を、このフィギュアは巧みに表現しています。書物は、彼女の知性の象徴です。できれば普段着の青い服にエプロン姿で、歩きながら本を読むという、彼女の知識欲と運動性を同時に表現するあの冒頭のシーンをこそ、立体化して欲しかったのですが、ないものねだり。これはこれで素晴らしいと思います。野獣と並べて飾りたいなあ（まだ買えていない）。

ケイシー・ジュニアとはダンボやその母のジャンボを乗せて走るサーカス列車のこと。擬人化された蒸気機関車です。なかなかキャラクターとして商品化されないので（されていても高いし）、このポップコーン・バケットは（安いとは言えないが）見つけたときとても嬉しかったです。後ろのダンボの車両はドリンク・ホルダーになってます。もちろん使わずに飾っています。

耐久性：普通

画面にタッチするときの感覚や反応ががいいし、磁石でピタリとsurfaceの左側につけられるし、ペンの反対側が消しゴムになるし、使い勝手がいい。あとはPowerPoint使用時、画面上でインクつけずに書き込むと、録音中にもかかわらず勝手に次のページに行ってしまう（ページめくりをしたと認識されてしまう）ところはなんとかして欲しいかな。

このシリーズはサイズが大きいだけで、ちょっと作りが粗いのかな。フィギュア表面に油が塗られてて手にうつるし、どの作品から取ったデザインなのか、あるいはオリジナルのミッキーなのか、というようなコンセプトもいまいち不明。石器時代の「原始人」チックな素手かつ裸足のミッキーが、何を体現しているのか、作り手は考えたことがないのだろう。

ジム・ショア原型による木彫り風フィギュアのリロ＆スティッチ。スティッチは腕が4本時の姿で、より茶目っ気が感じられますし、リロの方も、スティッチへの愛情・信頼がよくかたちにされています。少々塗りが甘いというか、はみ出ているところがありますが、それもこの場合、「味」といえるでしょう。良心的な値段設定で大変ありがたかったです。

色々なメーカーのXLサイズを試しておりますが、PUMPは初めて購入しました。少し他メーカーより大きめであるように私は感じました。フロント部は予想していたより立体感（空間的余裕）はなく、代わりに厚手の生地がボリュームを形作るといったところでしょうか。もう少し値段が安ければいいのですが、商品としては気に入っています。

ブームはだいぶ前に終わったのでしょうけれど、ふと思いついて購入。適度な重さがあって指の上でも安定。また、中心部に組み込まれたベアリングによってスムーズな回転を長時間維持することができる。シンプルなデザインもよい。あとは使う側の努力次第でいろいろ遊び方が増えるかな。丈夫だから落としても壊れないし（傷はつきます）。

ディズニー映画『ピノキオ』からのまさかのJ・ワシントン・ファウルフェロー（悪役狐）の立体化。ずる賢さが滲み出る素晴らしい作り。同じUDFのニック・ワイルド（『ズートピア』の狐）と並べて飾っています。ただしファウルフェローの方がかなり大きめです。ついでに『ロビン・フッド』の狐フッドも立体化してほしいところです。

耐久性：普通

ローソンのバイクを形にしてくれてありがとう。それだけで嬉しい。プロター製であるからして、外見もカラーリングも本物とそれほど似ていなかったり、ハンドルがひん曲がっていたりするわけですが、怒ってはいけません。プロターの、それが味なのです。まぁ、でも、ゼッケン周りはもうちょっと寄せて欲しいよね。