SATOLEX TubomiのDH298−A1Bu、聴きました。いや～、良いイヤホンです。 それまでのTubomiも良いイヤホンで、大層沖に利でした。それより、40～50Hzを2dB下げたそうですが、それでいて低音不足は全然感じません。むしろ音が引き締まったように感じました。ボディの青色とも合っています。そして迫力も十分です。高音のクリアーさも相まって、実にオールマイティーな逸品になったと思います。 一言で言うと、やや筋肉質で引き締まってはいるものの、良く撓る鞭のような、強靭なサウンドです。守備範囲も広く、クラシックからポップスまで、幅広く高いクオリティーで対応してくれます。 エイジングも先代同様、ほとんど必要ありません。最初からいい音を聴かせてくれます。 というわけで、結論。これで3970円は安い！　しかもメイド・イン・ジャパン！　信頼性も先代Tubomiで実証済みです。強烈なベース音やバスドラの迫力が欲しいという人は別ですが、この音はみなさんにお勧めしたい音です。この音を知らないなんて、もったいないです。人生、無駄にしてる・・・とまでは言いませんが、是非お勧めしたい一本です。

まず本体が小さい（細い）のに驚かされます。どれだけ低音出るんだろうと不安になります。 しかし、出てくるサウンドは凄い！　ものすごくバランスの取れた音になっています。低音も過不足なく出ていますし、ヴォーカルも埋もれず、出しゃばらずにいい具合。高音も過不足なく、きれいに伸びている。メーカーさん、絶妙なチューニングをしています。ジャンルも問いません。クラシックからJ-Popまで、そつなくこなします。「U5000でどれか一本」と言ったら、これは最有力候補です。 例えると、これは成績優秀で性格も素直でよい、学級委員のような女性。良妻賢母確定という感じです。嫁さんにするにはうってつけです。しかしだからこその不満も出てきます。もうちょっと「アク」というか「クセ」が欲しい。それらを楽しみたい。「遊び相手」としてはちょっと。。。という不満です。例えば、Auglamour R8や、KZ ZSTといった「じゃじゃ馬」をいかに乗りこなすかといった楽しさはありません。ひたすら王道を歩んでいます。 なので、遊びたい人にはお勧めできませんが、「定番が一本ほしい」という方には、もってこいの一本だと思います。

ポイント使って、実売15000円くらいで購入しました。なので15000円の商品として評価してます。 もし、ガシガシAndroid機を使うなら、580CAの方が良いと思います。が、値段が倍近く。なので、本機は「気軽にAndroidタブレットを試したい」という方向けだと思います。気になる点は、 ・Share Linkで大きいファイルが送れない（2Gくらいが限界？） ・すぐCPUが熱くなる（すぐ70℃くらいになります） ・micro sdカードがないと辛い（内部ストレージ実質10Gくらい） ・カメラのクオリティが残念（特に暗いところは…普通にスマホで撮った方がいいです） ・屋外で使うのは無理だと考えた方がいい（あくまでWifiのみなんで…まあ出来なくはないですが） ということで、ガシガシ使うには向いていません。Androidタブレット端末ってどんなもの？というくらいの軽い気持ちで使うのが良いと思います。ただ、それを前提に使うなら、いい機械だと思います。micro SDに動画や音声ファイルといった大きいファイルをを入れてVCLをインストールすれば、楽ちんに動画・音楽も楽しめます。

フィリップス・サウンドとは、どんなものだろうと期待MAXで聴いたのですが、実にクセのある音でした。 一言で言えば、ヴォーカルを浮き上がらせてくれる、ヴォーカルを聴くためのイヤホンでした。例えば、スピーカーで言うとタンノイのスターリングのような、上品なヨーロピアン・サウンドを予想していましたが、見事に裏切られました。 とにかく、中高音にクセがあり、このために、ヴォーカルに綺麗なスポットライトが当たって、煌びやかに聞こえます。ですので、例えば昔の松田聖子のようなアイドル・ソングをやらせると、これが実にいい響きを出してくれるんです。そうそう。ユーミンも良いです。 僕は「ナチュラル・バランス」、特等席で聴く、ステージの音のような再生音が好きなのですが、それとは全く逆の、音としては不自然極まりないながら、ヴォーカルを生かすためには、何の躊躇もなくチューニングをする。その姿勢は、一種、潔さすら感じます。 エイジングは一時間ぐらいで落ち着きました。最初は「なんじゃこりゃ」って酷い音でしたが、今はヴォーカル命の音を出しています。ヴォーカル曲を聴きたいとき、これを使っています。

NFJが新しいヘッドフォンアンプを出したというので、「これはもう買うっきゃねえだろう！」という勢いだけで買いました。結果は大正解でした！　そして気が付いたら、PCオーディオはイヤホン以外全部NFJになっていました。 PC→DAC-SQ5J→TUBE-01J LIMITED→PH-A1J→KZ ZS6　という環境です。 今まではヘッドフォンアンプにxDuoo TA-02Sという真空管アンプを使っていました。勿論、これもいい音を出してくれます。強いて言えば「艶のあるしっとり系」でしょうか。それに比べて本機は、音の立ち上がりが早い（粒立ちが良い）、分解能に優れた、やや角がある、芯のあるガッツな音を出してくれています。なので、今はその時の気分で使い分けています。いずれもアヤメかカキツバタ、どちらを選ぶというのは、僕にはちょっと無理です。 ということで、もしちょっとでも興味があったら、買ってみることをお勧めします。きっと新しい音世界と会えるでしょう。本当、5000円でこの音は凄いです。特に、普段スマホで音楽を聴いている方にお勧めしたいですね。新しい体験ができると思いますよ。

TUBE-01J LimitedをTUBE-00J Limitedに替えて、それに米General Erectronicsの5654Wを着けて音楽を聴いていたんです。それは素晴らしい音で、すごく幸せだったんです。でも。TUBE-00Jが2,980円だと知って。球が6K4に変わったと知って。抑えられなかったんです。一体、どんな音なんだろうという好奇心が。 気が付いたら、ポチっていました。そして昨日、着きました。早速聴いてみました。説明には、カマボコで、エッジの少し弱いことが書かれていました。しかし実際に耳にした音は、わずかに高音が弱く、中音域が強い他は、ほとんど差がありませんでした。これには驚きました。もっと違いが出ると思っていたのが、僕の貧乏耳では僅かな違いしか感じることはできませんでした。これで十分かも。そう思いました。というか、選択肢がこれしかなかったら、これで満足するだろう音でした。今日もエイジングしてますが、やはり良い音を聞かせてくれています。★一つ減らしたのは00J Limitedと比較したからです。00J Limitedが無ければ、★５つです。

1960年ごろ、旧日本フィルを指揮してもらおうと、渡邊暁雄がレオポルド・ストコフスキーをニューヨークのアパートメントに訪ねた時、ストコフスキーは開口一番、「コノエは元気か？」と訊いたそうです。 1930年代後半、近衞秀麿は渡米し、ストコフスキーと親交を深めます。ストコフスキーの計らいで、ストコフスキーが当時常任だったフィラデルフィア管弦楽団を指揮し、トスカニーニが就任する以前のＮＢＣ交響楽団の指揮者陣にも加わります。ストコフスキーが紹介状を書き、全米のオーケストラを巡演する計画が立ち上がりましたが、日米関係の悪化から、これは実現せずに終わり、近衞はベルリンに向かうことになります。 なぜここまで近衞とストコフスキーについて書いてきたかといえば、この「新世界」にはストコフスキーに相通ずるものがあるからです。そこにあるのは、徹底したスコアの分析と解釈の構築です。例えば、第四楽章の有名な第一主題。あの直前のリタルダントは両者に共通しています。このように、表現者としての近衞が作品とどう向かい合ってきたのか、それが垣間見える、素晴らしい演奏です。

Tsubomiの「茜」を買って、その音に感動しきりだったのだが、「真鍮製はいいゾ～これ」っていう世評に乗せられて買ってしまった。しかし後悔はしていない。その「当たり前のような、しかし得難い音」にこれまた感動しているからだ。 引き締まった、過不足ない低音（「茜」の方が出ていた気さえする）、ヴォーカルがいい感じで浮き上がってくる中音域。そして、しゃしゃり出ないが切れのいい高音。すべてがベスト・バランスで出てくる。その結果、強烈な個性はない反面、音源の良さをそのまま出してくれる、まさに「中道」の音を出してくれる。ゼンハイザーのCXシリーズに近いか。 人によっては、その「何気ない音」にがっかりするかもしれない。だが、「音楽を聞かせる」ことを考えた結果、この音になったのだろうと思う。 Tsubomiの音が気に入った方は、是非この音を聞いていただきたい。筐体だけでここまで音が、そしてその方向性まで変わることに驚くと思う。そして１万円という金額に納得すると思う。それだけのポテンシャルを持っていると思う。

4163円で購入しましたので、その価格でのレビューです。まず良い点から。 ・左側面が全面アクリルで内部が見える。かっこいいし、LEDファンなどで飾り立てるのが好きな人には、おすすめ。 ・フロントパネルが、USB2.0×2、USB3.0×2の構成になっている。なぜかUSB3.0×1っていうのが多いので、これは地味にうれしい。 ・裏配線のスペースが奥行が広くとられていて、裏配線が楽。これも地味にうれしい。 ・トップが36cmの水冷キャブレターにも対応できるようになってる。水冷にしなくても通気性はばっちりで、これもうれしい。 良くないところ。 ・ネジ切りが甘くとにかくネジやスペーサーをつけるのに苦労する。これは大きな×。この値段だから許せる。 ・説明書が不親切。ほとんど意味不明。経験のある人ならともかく、初心者向けではないと思う。 ・ネジが全部まとめて一つの袋に入っている。これ地味だがすっごい不親切。 というわけで、4163円だから許せる製品でした。5000円を超すようなら、他を探しますね。

Auglamour R8と一緒に購入しました。e-イヤホンのスタッフさんのおススメに従いました。で、結果から言えば、大正解だと思いました。 当初、Auglamour R8に。いつものMサイズをつけてみました。元から付いていたものに比べると、色に艶が増したように思いましたが、ちょっと低音不足かなあ。。。ということで、Lサイズに付け替えました。イヤーピースと耳穴の密着度が増して、低音が出てきました。艶もさらに増えたように思います。計算以上の上出来でした。こういう時、サイズ違いが揃っているって便利だなと思います。一見無駄な投資に見えるかもしれませんが、サイズが一通り揃っているというのはこういう時、便利です。しかも、SS/S/M/L/LLという5種類のラインナップで、Lと言っても普通のMとLの中間というべきものです。こういうふうに、微調整が利くのはうれしいです。ですので、新しいイヤホンでいろいろ試して、自分なりのベストマッチを見つけるには最善の選択ではないでしょうか。