ビタミンCは多くの人にとっては「別に必要ない」と感じる栄養素かもしれません。ですが、ビタミンCの抗酸化作用は多くの人にとって実は必要なのです。 「酸化」に対して「抗酸化」があるわけですが、「いやいや私は別に酸化していない」という人も実は生活のあらゆる局面で酸化しています。甘いものや脂っこいものを食べた時、運動した時、風邪を引いた時…何が共通しているのかといえば、「それによってストレス発散をしている時」に体は酸化しています。 金属が酸化する時をイメージするとわかりやすいと思います。金属が酸化すると錆びるわけですが、体もストレスを発散させると錆びます。この錆び自体はストレス発散の時に生じるものなので悪いものではありません。むしろどんどんストレスを錆びさせる必要があります。ですが、そのままにしておけば当然体はダメージを受けます。そのダメージを修復するのに抗酸化が必要なのです。 抗酸化物質にも色々種類がありますが、ビタミンCが長けているのは水溶性なので即効性が高く、かつ過剰摂取しても尿として排出される点です。毎日摂取しても良いし、風邪や口内炎の時だけ体に補給してあげる使い方でも十分役に立つでしょう。