待望の完結篇。それまで研究も私生活も順風満帆で無敵の快進撃だった万太郎に最大の試練が襲いかかる。打ちのめされた万太郎が、寿恵子に支えられ、友人たちに助けられながら、再び研究の道を全速力で駆け抜けていく姿が丁寧に、テンポよく描かれている。そして感動の最終回。万太郎が寿恵子に図鑑を見せるシーンは何回見ても、そして何回でも見たくなる朝ドラ史に残る名シーンです。あと、主題歌が入るタイミングも絶妙で、この良質なドラマのフィナーレを見事に飾ってくれました。 本作品のBD−BOX全3巻は永久保存だ！。

趣里さんの歌唱も良く、「東京ブギウギ」（さよならコンサートVer）の収録も嬉しい。 しかしながら、「ジャングル・ブギー」と「買物ブギー」が未収録なのは納得できない。「歌の大傑作集」と銘打っおきながら、これでは看板に偽りありです。 まあ、「ジャングル・ブギー」と「買物ブギー」に関しては、サントラ盤の２と３にそれぞれ収録されているそうなので、聴きたければそちらも買え、ということなんでしょうけど、えげつない商売はやめてもらいたいものです。 ということで、星一つマイナスの評価です。

星５つは商品としての評価。本編ディスク２種に特典ディスク、封入特典に名セリフステッカーと充実した内容で、コレクターズアイテムとしては申し分なし。 さて、映画としての評価であるが、星３つといったところ。ストーリーはご都合主義だし、俳優の演技、特に佐々木蔵之介の演技が鼻についてイラッとするが、VFXはハリウッド映画にも負けてないし、ゴジラ銀座襲撃シーンは迫力満点で、これを観るだけでも価値のある映画と言える。 オスカー受賞も、視覚効果賞に限るなら納得。

“俺たちの戦いはこれからだ”、という「少年ジャンプ」 の打ち切り漫画みたいなラストで不満もありますが、提示されていた伏線が一通り回収されましたので、落としどころとしてはまずまずです。長い間を空けないで、できれば作者が全盛期の頃、体力、気力、筆力、創作力が充実していた時期に集中して完結まで書き上げてくれていれば、「銀河英雄伝説」を凌ぐ傑作になっていたかもしれないのに、と残念でなりません。

近年の朝ドラでは出色の出来。主人公を、モデルになった牧野博士よりもマイルドに描いて、嫌われる手前の愛されキャラとして造形されているのがとても良い。特筆すべきはヒロインの浜辺美波の可愛いさ！。まさかのオタク設定で主人公の最高のパートナーです。本作品も終了間近で寂しい気もしますが、このBOXがあれば、いつでも何度でも観られるのは大きな喜びです。BOX2、3も大いに楽しみです。

無愛想なタクシー運転手、シャルルと客の92歳のおばあちゃん、マドレーヌのパリの街を巡る旅。ユーモアのセンスのあるマドレーヌおばあちゃんが可愛い。でも彼女には凄惨な過去が。 面倒くさそうにしていたシャルルが、次第にマドレーヌと打ち解けて会話を楽しむようになり、旅が終わる頃には、大切な友人となっていくさまが感動的に描かれている。 傑作です。映画を愛するすべての人にお勧めします。

佐藤直紀さんの音楽に不満はありません。ですが、いい加減、伊福部昭先生の音楽を使うのはやめてもらいたいものです。確かに伊福部昭先生の楽曲は素晴らしいですが、佐藤直紀さんに音楽を依頼しておきながら、肝腎なところでは伊福部昭先生の曲を使います、では佐藤直紀さんに対して失礼です。私としては、佐藤直紀さんのゴジラのテーマが聴きたかったです。

朝ドラを観て興味を持ったので購入。昔の文章なので読みづらいですが、植物画の精緻さは目を瞠るほどで、見ているだけでも楽しめる。ただ、索引が分かりづらいので、知りたい植物を探すのが面倒なのが難点。ということで、星1つマイナスにしましたが、「らんまん」ファンや植物好きの方ならぜひ持っていたい本です。

最低最悪のミステリ小説。夢オチよりも酷い、読者を舐めくさったラスト。読後、怒りのあまり破り捨てようかと思いましたが、こんなふざけたミステリ小説は、今後出てくることはないだろうという、ある意味希少価値を感じて持っていることにしました。ただし、視界に入ると不快なので、見えないところに隠しました。

待望のBOX2。万太郎と寿恵子の恋が佳境を迎え、二人の関係が大きく動き出す。二人の想いが通じ合ったシーンは胸がときめく名場面となりました。あと、寿恵子の洋装、純白のドレス姿、花嫁姿など、浜辺美波のファンにはたまらない映像が満載で必見です。残すところ、BOX3。待ち遠しいです。早く欲しい！。