2017年に限定版として発売された際、気が付けば売り切れで購入できず、今回ようやく入手できました。非常に凝った作りのケースであった限定盤から、普通のケースになったうえ値段が上がっているのはちと悔しい気もしますが、これが本来の値付けと考えて納得しています。 サンクトペテルブルグと国内のオケを振り分けたライブ録音（9番と15番はのちに再録）ですが、いずれも演奏は素晴らしいものです。古い日本のオケの5番の録音なんかだと終楽章は息切れしているような感じのものもありますが、そんな気配は全くなく、特別参加の千葉県少年少女オーケストラの1番でさえ、いや、むしろ少年少女だからか、才気あふれる1番を生き生きと奏でております。曲が終わった瞬間に「ブラボー」と叫ぶ声が入って余韻に浸れないので★一つ減点しますが、もちろんマエストロのせいでもオケのせいでもありません。

DTMのモニターをメインに、音楽や、時にはTVの音まで聞く目的で買いました。スタジオモニター、といっても音楽レコーディングのスタジオではなく、放送スタジオ想定のようです。そのためか、フラットだけど緩やかなカマボコ型とでもいうべきか、高音も低音も必要以上に出てきません。また分離が良いので音源によっては楽器がバラバラに鳴っているようにも感じられ、音楽を楽しめないこともあるでしょう。しかし、実機が置いてある店で視聴して、チェロの音の生々しさに目を見張りました。フラットに出ている帯域に関しては、しっかりと紐解ける、解像できるモニターという印象です。しかも、装着感はほどほどで、ヘッドバンドの長さは固定可能、さらにケーブルは癖がつきにくくストレス無しと、よくできています。

機能を絞り込んで価格を抑えたインターフェースです。用途が定まっていれば必要十分ですし、つくりもしっかりしていて隙がないと思います。何より、一万円以下で最新のバンドル版Cubaseをダウンロードできますから、それだけでも値打ちがあるのではないでしょうか。あえてあら探しをするなら、USB-C接続でないことぐらいです。

CEL-24で醸した銘柄違いの3本を取り寄せ飲み比べました。林檎のような芳香があり、含むとスパークリングワインほどではないけれど、ほのかに炭酸のような感触、酸味があり、すっきり、くっきりとしています。CEL-24らしいフルーティーさや軽みはありながら、甘すぎず、いろいろな酒肴に合うと感じました。

CEL-24で醸した銘柄違いの3本を取り寄せ飲み比べました。亀泉、美丈夫、そして久礼の順で飲み口というか、味わいが重くなっていきます。CEL-24らしく、香りはフルーティーで口当たりは軽やかですが、次にちょっとどっしりした感じの日本酒らしさというか、うまみがやってきます。面白いです。

職場の女性陣が、この亀泉がおいしいという評判で、CEL-24で醸した酒に注目するようになりました。いくつかの銘柄を飲んでみて、今回は3銘柄を飲み比べましたが、さっぱりとして軽く、いくらでも飲めそうなこの感じは、他にないと改めて思いました。