久々にどっぷりとモダンホラーが読みたくなり購入。当時本屋で見かけてはいたもののあまりのぶ厚さと上下巻２冊のボリュームでそのままスルーしていたタイトルですが、やはりクーンツさん、最初の数ページで物語に引き込まれてしまいました。この上巻では見ず知らずでありしかも様々な土地で住んでいる年令も性別も仕事もバラバラな人達が何故か同じような似た恐怖(悩み)を抱えていてそれに対して右往左往する姿が描かれます。まだ読みきってはいませんが、下巻でこの物語をどう解決するのかまたはできるのかって読み手側の変な不安を煽るやり方もクーンツさんならでは(笑)純粋なホラーかと言われれば微妙かもしれませんが、アクション映画なみに見せ場たっぷりであり読みやすい文体なのもあって未読の方にはオススメのタイトルです。

リメイクのハリウッド版が大々的に力を入れたせいか、オリジナル版が何故か市場であまり見かけなくなり、ブルーレイ版の「１」ともなると某ショッピングサイトでもかなりのプレミア化しているタイトル。これはＤＶＤ版の「２」ですが、手持ちカメラで撮影した映像、ってのがそもそもの設定だし、製作された年代や、これはホラー映画である、って前提も考えれば、画質も音声も十分満足です。もちろん特典映像もあります。物語は「１」の直後から始まるので、続けて観るとさらに満足感。感染者の原因に関しては当時賛否両論でしたが(自分は否定派とゆーかガッカリした人)、時が過ぎた今あらためて観返してみると、ありきたりの方向に行かずに、あえてそっち側を選択したのかなぁと考察するのも楽しかったです。

謎めいたメイドさんが探偵役となるシズカシリーズの新作です シリーズを知らない人からしたらこれだけで２次元っぽい萌えキャラメイドが活躍するドタバタコメディでしょと先入観と偏見をもたれるかもしれませんが 本格推理小説のファンとしてまたこの作者である月原さんの作品のファンとして「これは間違いなく正統派の本格推理小説(シリーズ)です」と声を大にして伝えておきます ネタバレはダメなので内容は言えませんが この作者のシリーズを通して描く独特の湿った寂しさを感じさせる空気感 それに対比するかのごとく凄惨な事件の数々と謎の連打 そして何より登場人物たちが事件に右往左往してる中で 物語中では決して目立たず ゆえに結果的に読者が１番存在を気にする謎キャラシズカ と構成自体は一貫しています

ゲーム配信されている動画を観て面白そうだと思った所、もともと流通本数が少ないのか、出回らないソフトなのか、ほぼ10年前のＰＳ3ソフトなのに中古ショップでもネットオークションでもなかなか見つからず、見つけても手が出しにくい価格だったりと、欲しくても後回しにするしかなかったタイトル。極端な話、やっと手に入れるコトができてそれだけで満足です(笑)ネット評価では類似ゲームに比べて車種が少ないだとか、グラフィックが不満だとか言われてますが、自分みたいなレースゲーム(とくにダート)初心者にしたら楽しく遊べます。逆に考えれば、車種やグラフィック等、それくらいしか不満点が挙げられない程にゲームそれ自体が高いレベルにあるというコトかもしれません。

ＳＦ小説の金字塔、ハイペリオンシリーズ四部作や、イリアム、オリュンポスでお馴染みのダン・シモンズさんの作品。発売順としてはハイペリオンシリーズを完結させた後の作品になりますが、ＳＦの王道路線から少し息抜きしたくなったのか、今作はホラー要素満載の冒険モノとなっています。もちろんいわゆるシモンズ流の文体ですので、ほんの最初だけは読み辛さを感じても、それに慣れてくるとどんどん物語に引き込まれて、上下巻２冊のボリュームでも、もっと読ませてくれ！！となるのはいつもの通りです(笑)当時買い逃していたら書店から姿を消し、増刷もされないのか全く見かけなくなったタイトルで、今回ネットでやっと手に入れられたってだけで満足です。

通常版ボックスと同じディスク３枚の仕様ですが、かなり薄めのボックスに収容されているのでかさばらず保存場所のスペース探しに優しくなっています。かさばる上に高め価格が理由で購入はＤＶＤのコンパクトボックスのみに限っていた方達にも満足できるのでは。内容も通常版と全く同じで特典映像もそのまま収録されています。通常版との違いはディスクのラベル面くらいで通常版ではキャラクター達がプリントされていたのに対して、こちらのスペシャルプライス版はwalking deadの文字とディスクナンバーだけとシンプルになっています、が本当にそれだけの違いですのでよほどのコレクターでもなければ全く気にならない部分だと思います。

自分の持ってるゲーム機では移植されず、また当時自分の生活地域でもなかなかゲーセンで見かける事の無かったので勝手に幻のゲームとして記憶していました(笑)時を経てＰＳ4でまさかのリリースとなった事を知り購入。同社の究極タイガーシリーズがメジャーかつ派手な為にどうしても地味に感じてしまうかもしれませんが、これはこれで硬派かつストイックな一線級のシューティングです。ＦＰＳが主流になりつつありますが、こんな縦スクロールシューティング(横でも良いのですが)にどっぷり浸るのも良いですね。しかし敵の弾速すぎ！！(笑)←初心者モード等も様々あるので設定変更できますがやはりノーマルで当時の空気を味わいましょう

手持ちのＤＶＤから、画像のキレイなブルーレイに買い替えしようと購入しました。たしかに画面の奥行きだとか暗い部分、細かい部分がクリアになってる等の画像の良さは良いのですが…、なんとＤＶＤ版にあった日本語吹き替えと、特典映像のほとんどが入っていません。販売元を確認すると、ウォーキング・デッド商法で悪評高いあのKADOKAWAとなっていて、悪い意味で納得。元々の販売元から変更した際に、色んな大人の事情でカットしたのがこの流れかもしれませんが、映画ファン、購入視聴者には全く関係無い部分です。ＤＶＤ版を持っていない方で、かつブルーレイにこだわる方、さらに特典等を気にしない方向けです。