自作の4Lバスレフと６．８Lダブルバスレフのエンクロージャーで試してみました。8cmクラスのユニット（FE83nv,PS95-8,MF519,P800K,Z-modena)との比較になりますが、やはり低域は2.5inchの限界があります。中高域も特別な綺羅びやかさはあまり感じませんが、逆に全域で自然な周波数特性の印象です。このユニットの用途としては、20cm以上の低能率ウーファーと組み合わせて3wayスピーカーのスコーカーとして使うか、1.5L程度のエンクロージャーのフルレンジスピーカーで使うかで考えてみます。 2023.6.21追記 ニアフィールド用のコンパクト2wayを作りました。本品はスルー、nfjで購入したツイーターに0.82uFのHPFを付けています。コーン紙のセンターキャップが大きいのでのでミニチュアウーファーに見えます。※ラビリンスバスレフ的に10×76×260のダクトでfd =78Hzぐらいです。

2wayスピーカーのウーファーとして、重低音がよく出るのでお気に入りです。今回はもう1セット使いサブウーファーを作りました。設計はケルトン式と迷いましたが、後々ユニットやエンクロージャーを使い回し易いダブルバスレフで作りました。箱のサイズは第1空気室を8L.、第2空気室を5.5L、ダクトのfbはそれぞれ165Hz-60φと40Hz-40φです。バスレフなのでfb以下の重低音は厳しいですが、35Hz辺りからフラットに出ています。ローパスフィルターはnfjさんの基板を使いましたので、ネットワークは入っていません。商品はとてもしっかりしていますが、端子部分の加工が必要です。

これを使った第三弾で、4L弱のダブルバスレフを作りました。先に作った同じ容積のシングルバスレフエンクロージャーよりfdのQを抑えて、ネットワークも再設定してドンシャリ傾向を緩和した設計が狙いです。結果としてはこのウーファーは小さい箱でも強力に重低音が出ます。重たい振動板を強力なマグネットで大振幅させていますので、フルレンジ向きではないですが、中域も素直な音質です。注意点は2wayの場合もサブウーファーとのセッティングでも端子の極性を決めつけずに両方試した方が良いと思います。

テレビ（モニター）でcatvに使います。用途に機能音質は十分です。スピーカーがテレビの裏に入る自作なのでAVアンプがオーバークオリティーだからです。このアンプは電子ボリュームでリモコンから、トーン、ラウドネス、入力切替、ゲイン調整もできる多機能さです。欲を言えばパナCATVチューナーのリモコンにボリュームを登録できたら完璧だったのですがさすがに無理です。リモコン信号の変換ユニットがあれば使いたいです。

耐久性：普通

デザイン的にコンパクト2wayのツイーターに使える大きさなので、pls-p830985と組み合わせてみました。取り付け24.5mmの穴でピッタリです。HPFには0.82uFでスパーツイーターにしています。デザイン重視ですが違和感なく鳴っています。なお、ダイアフラムを凹ませてもマスキングテープなどて元に戻せやすいです。