切れ味：非常に良い

「ワケアリ」ということですが、どこが「ワケアリ」なのかわからないほどきれいな商品でした。210mmを購入しましたが、商品は井之口刃物が生産している相手先ブランドのMACのシェフナイフ(牛刀)でした。 MACのサイトにも書かれていますが、ブレードは顎から切っ先にかけて徐々に厚みが薄くなるように作られています。この価格帯でこのような手間のかかる方法で製造しているのは、井之口刃物くらいかと思います。新品の刃物を購入したら必ず簡易顕微鏡で刃先の研ぎ具合をチャックしていますが、この包丁の刃はとても丁寧に研がれています。藤次郎もよく研がれていますが、井之口刃物も同等だと思います。鋼材は愛知製鋼のAUS8ステンレス刃物鋼(モリブデン・バナジュウム鋼)を使用しているとのことですので、硬度はHRC56～59程度でしょうか。切れ味/刃持ちと研ぎ安さのバランスが取れた使いやすい硬度だと思います。

純正品なので何ら問題なく使用できます。それ以上書くことはないです。