それは1977年当時のことだが、私が小学生だった頃に再放送で良く観たものだ。「ひみつのアッコちゃん」は1969年1月にスタートし、翌1970年10月に渡り約2カ年の間放映され、女の子に限らず男の子にも人気を集めた。私が産まれたのが1971年であることを考えるとアッコちゃんは13歳「年上の少女」なのであるが、考えれば考える程に不思議な気分になる。魔法のコンパクトはおもちゃとして史上空前の大ヒット商品となったらしい。 まだすべてが牧歌的な時代であり、昨今のように不吉な事件が連続して立て続けにメディアを賑わすこともなく、テレビゲームもなかったあの時代、アニメは子供たちの娯楽の中で大きな地位を占めていた。アッコちゃんはかわいい明るくて優しい女の子だが、泣き虫で怒りっぽく頑固なところがまたまた魅力的だったキャラクターであり、 この作品は意外とユーモア要素は少なく、どちらかと言えばシリアスな人間ドラマ的なある種の「暗さ」を感じさせる。このクールなシリアス路線は「魔法のマコちゃん」においてクライマックスに達するのだが、現代において1969年当時の日本の社会情勢が色濃く反映され、落涙できる作品である。

小さな文庫版だが、一応華厳経全体をカバーしている。 華厳とは「普賢菩薩の行のマンダラ」 という意味がある。所謂、サマンタバドラ・チャリヤー・マンダラ。 古代インドないし、西域諸国の華厳の徒は経典の中に、 なんとも巨大なキラキラ光輝く「人工宇宙」を創造した。 それは、やがて「大日経」の大悲胎蔵界曼荼羅へと継承されてゆく・・・ 普賢菩薩の法身とは、実に宇宙を覆い尽くさんばかりの 「菩薩行」の凄まじい堆積によって構成された、 夢まぼろしのごとき身体であり、その身体の内にさらに無限の世界が広がっているのだ。 それが所謂、重々無尽の法界縁起の世界を見事に表現しているのだ。 偉大なる文学者たちは、皆こぞって華厳を読んだらしい。 川端康成は、華厳を評して「世界最高レベルの文学」とし、海音寺潮五郎は「文学作品としても華厳は優れている」 と、評価している。 およそ、仏教を学ぶ者は華厳に努力して研鑽するベきだろう。 入門書を読み終わったら、ぜひ全訳本に挑んで欲しいものである

玉城博士の華厳経入門書は比較的簡単で、わかりやすい。 華厳経はその経典自体の内に巨大な「人工宇宙」を創造した空前にして、絶後の大経巻である。 入門書だけ読んで華厳を理解した気になってはいけない。 ぜひ(口を酸っぱくして述べるが)全訳本を読まねばならない。 口語全訳華厳経が入門者にとっては最も手頃である。

我が国においては今だに四十巻本の漢訳華厳経の研究は進んでいない。 現代語訳が存在しないかわりにサンスクリット原典の直訳本があるが、 なかなか入手困難である。 漢訳華厳経四十巻本もやはり日本では入手し難い貴重な経典である。 善財童子の求道遍歴譚を描いた入法界品に興味がある方にオススメの一押し商品である

日本では60巻本の研究が主流だが、そろそろ80巻本の華厳経を漢訳原典から読むことが必要であろう。 非常にこれは現存する華厳経典の中でも貴重なものである。読めば読むほどに漢文読解能力が増し、初めて気づかされることも多い。 質量ともに圧倒的なスケールの大経典である！！

フランシスコ会の聖書は豊富な註釈が付されていて、 読みやすくて良いです。 わたしはクリスチャンではないけど新共同訳より、 こちらの聖書を愛読していますね。フランシスコ会聖書研究所50年の研究成果が凝縮された一冊として、 貴重なものだと思います

色欲に狂った婆羅門僧が呪術のちからを借りてジェラルという回教徒をゾンビに襲わせ殺す。 そして、ジェラルに惚れていた女を自分のモノにするのだが・・・ 犬。 そう、これはもはや犬としか言いようのない獣慾と凄まじい暴力の世界に入って行く

普賢行願品は、サンスクリットによる訳文と漢訳経典とはおのずと違いがあります。 この商品は、お買い得ですね

壮絶な「菩薩」の捨身行が描かれている。 一度は読んでみると良いだろう。 まさに大乗精神の真髄である

非常に良いです。ワーヘグル！イク・オン・カール、サト・ナーム。 シク教のムールマントラより。