収納箇所は多いですが、それぞれの収納箇所を設けるために財布自体の厚みが増し、さらにそれらを活用しようとするとますます厚みが…。収納をフルに使うとなると外側のファスナーが閉まらなくなる可能性もあるため、「収納が多い」ではなく「収納の選択肢が多い」と言う考えで、収納する量は利用者側で制限した方がよさそうです。また、財布を開いた際の両端がカードポケットになっていますが、縦入れの方は問題ないものの、横入れの方はカード収納時のカード上端と財布の口まで2cm強のスペースがあります。そのため、ある程度中身を入れるとファスナーを閉じたとき、そのスペース分、カードの支えがないため形が崩れ、見た目がちょっと悪くなるので人によっては気になるかも。私は横入れの更に外側のスペース（チケットや領収書が入れられるような仕切り無しのフリースペース）に、カードを3枚縦入れにして形を保つことにしました。マイナスばかり書いてきましたが、各収納自体は使いやすいですし、シンプルすぎるレベルの見た目も気に入っています。あとは、耐久性に期待ですね。

使い心地：良い、重量感：普通

PORTER DILL ラウンドファスナーからの乗り換え。DILLは収納力＆コスパ重視で見た目はかなりもっさりしてましたが、素材が変わった（ナイロン→皮）、少しスリムになった、ロゴがメタルプレートになったという3点でかなりスタイリッシュに。重量は少し重くなりましたがパンツのポケットに入れることがないので気にならず。収納力はラウンドファスナーなので高め。私は12枚カードを入れてますがスタイルは保ててます。使い勝手で最大の特徴であるボックス型小銭入れ。それ自体は使いやすくていいんですがスナップボタンがカードポケット上段と重なるためちょっと収納力を下げる原因になっているのが残念。