色々と癖が強いものの、作品としてのレベルは高水準。読者の疑問や「こうすればいいじゃん」的な発想は殆どカバーしてくる。テンポの良さや適度に挟まるギャグも相まって、読んでいてストレスがない。是非一度は読んでみてほしい漫画。

同価格帯の中ではクオリティが高いほうだと思います。特に印刷じゃなくて彫刻なのが嬉しい。ただキーホルダー部分で擦れたのか端の方が若干欠けていたので耐久面は値段相応かも。また機会があれば別のカラーも試してみたいです。

メインキャラたちの目的が定まり、ストーリーが本格的に動き出す巻。これがまだ序盤なのか中盤に入ったのはわからないが、贋札を作るという出オチ的な能力でこ面ずっと白さをキープし続けられているのは凄い。

敵でも味方でもないキャラクターたちと、どこまで自分の要望を押し通せるかの対決が続く。まさに商談。ダレがちな解説なども多い作品だが持ち前のセンスとテンポの良さでスルスル読める。面白い。