耐久性：壊れにくい、重量感：軽い

アマチュア無線の移動運用電源を想定して購入しました。満充電電圧が12.4V、放電終了電圧(電池残量計1)は10.0Vでした。0.7Aの負荷で30時間以上受信ができたので容量はほぼ仕様通りかと思います。短時間ですが、50Wの送信(負荷電流15.6A)を行ってみましたが多少の電圧降下が見られた以外は特に問題はありません。HF帯でノイズのチェックを行いましたが、私の環境では電源由来のノイズは確認できませんでした。取説(B5サイズ1枚程度)には記載が無かったのですが、±端子とDC接続口は電源スイッチに連動しません。本体は樹脂製なのですが無線機との接触によるショートには注意が必要です。±端子は陸軍ターミナル(6φ)より大きく、8φの圧着端子が必要です。この商品は定格出力より電圧が低めに出ます。気になる人は昇圧型のDC-DCコンバーターの使用をお勧めします。フルパワー送信には向きませんが、QRPで長時間楽しむには便利な電源だと思います。

ボールジョイントの角度調整範囲がとても狭く、アームに対して15°位しか傾きません。 タブレットの取り付け角度にかなりの制約があります。 他の人も書いていましたが、アームのローテーションのロックが甘くかなりガタつきます。 ローテーションロックのアイデアは良いのですが、工作精度が悪いため残念な結果になっています。 修正にはそれなりの技術と工具が必要です。 私はこの商品を人に勧めません。

充電チップを取り替えると出力電圧が自動で切り替わる様なイメージですが、実際はチップを取り替えても出力は20Vでした。 19Vのノートパソコンがきちんと充電されているので問題はありませんが、電圧管理に神経質な方は専用の充電器を購入された方が安心できるでしょう。 USBのポート出力は5.25Vでした。

暗くなると自動でイルミネーションが点灯し、設定した時間で消灯するのでとても便利です。 お値段も懐に優しく、コストパフォーマンスが良いです。