PHICON FTW-01 Hunan PHICON Biotech.Co.Ltd. 2020.05.08 Lot: 021H 軽くて、重さはテレビのリモコンくらいの感じです。 測定距離は説明書では1～5cmとなっています。 実際10cmくらいではちっと低めにでるのでなるべく近付けたほうが良いです。 受光部?に光が入らないようにすれば正確に測れるような気がします。 私の場合、電子体温計で脇下では低めに出るのですが、舌下で測れば同じような値が出ます。 正確かどうかはわかりませんが、距離にさえ気をつければ一定性はあります。 また説明書では警報温度の設定はF2となっていますが、実際はF3です。F2では「オフセット値の調節」ができます。 いずれも0.1℃単位で±2.0℃の調節ができます。操作は【+】でプラス、【♭】(温度計のマーク)でマイナスです。 履歴表示は【+】を1回押すだけです。3秒押しても何も出ません。こちらは【+】で進む、【-】で戻るです。 記録数は32回分で、Log01が最新でLog32が最古です。 ネット上の別の説明書では【+】の5秒押で出来るとなっていますが、このロットでは履歴のクリアはできないようです。

値段と付属スペアキーの数で選びました。 鎌が左右に交互に出ます。よって本体のストライク(受け)の反対側に何か障害物(取手の取付金具など?)があると鎌が引っ込みません。設置状況によっては注意が必要です。 戸厚36mm以上で内部にハブスペーサーを付けるよう指示がありますが、これを付けると本体の戸厚部分の間隔が36mmを若干越えそうなので、付属のスペーサーを使用する必要が出てくるかもしれません。 穴あけの形状がWEST430などに比べればあまり簡素ではないですが、間隔はひらいているのでむしろあけ易いかもしれません。 付属の説明書の寸法図は実寸大に見えて実は若干縮小しているので注意が必要です。 レバー上下式ですが動作は軽く、またストライク共ども強度は十分だと思います。 付属の取り付けネジは表記が見当たりませんがステンレスかもしれません。茶色バージョンの本体取り付けネジでは目立たないように頭には色がついています。

耐久性：普通、明るさ：明るい

昼光色を購入しましたが、蛍光灯と遜色なく十分明るいです。当方の壁面天井近くに設置の器具は蛍光灯コネクタの向きが縦並びのため、下向きではなく横向き(壁面にアルミ面がくる)にしか付けられなかったのですが、下方の作業場部分は従来とそう変わりない明るさを維持できました。(極わずかに壁面の明るさが落ちる程度) 耐久性などはまだわかりませんので「良い」の評価としておきました。 消費電力は当方の別の単管器具では蛍光灯43W→LED22wとなりました。安定器が3-4W消費していると思われます。ちなみに、ダイソーの500円の20W直管型LED(公称消費電力8W、ダミーグロー球取付タイプ)では安定器を通してもそのまま8Wでした。 あと器具によっては多少ジーというノイズが発生する場合があります。(安定器との相性でしょうか)

軽くて丈夫そうなので決めたが、盲点があった。 ネジでの取り付けに電動ドライバーを使う場合、突き出した面の部分が作業の邪魔になる。 軸の部分が少なくとも15cmくらいはあるロングドライバーがないと締め付けにくいと思う。 釘が付属しているので、強度の点で不安は残るが、あるいはそちらを使うのが正解なのかもしれない。