全体的にぼんやりとした映像になっています。 窓ガラスの経年劣化のよる汚れが原因とのことです。 だだ「ビコム取材記」によれば、ガラス用のコンパウンドなどを使い、 念入りにガラスの汚れや水垢を落としたけれども、 長年走り続けたガラスの傷などはどうすることもできなかったとのこと。 あの画質も含めて185系の記録映像なのだと理解しました。 登場時は特別急行列車の風格のない安っぽい車両とのイメージでしたが、 最後は堂々たる風格で貫禄すら感じさせてくれる走りでした。 唸るモーター音を選択できるのはさすがビコムさんだと思いました。

2008年に廃止された島原外港〜加津佐間35.3kmを含む非常に貴重な展望映像です。 雲一つない青空のもと、のんびりゆっくりと走り、ローカル私鉄の旅情満載です。 廃止区間にある高架橋上の安徳駅とそこから眺める立派な安新大橋を見ると非常に切ない思いです。 2007年撮影の古い映像で、最新の4k撮影の作品に比べればちょっと画質は劣りますが、 十分にきれいな映像で記録されています。

ジャケット写真を見ればわかるように、東北の春の雰囲気が満載の作品です。 最大の見所は満開の一目千本桜。徐行サービスもあり、春を満喫できます。 桜の満開の時期は短く、天候も結構不安定なものですが、ベストタイミングで撮影されています。

在来線の長距離列車がめっきり減りましたが、 やっぱり長距離列車はいいものですね。 復旧区間の新しい線路を見ると、 非常に苦労して復旧させたことがわかります。 水戸～上野間はノンストップでスピード感もあります。

笹川流れなど絶景区間を走ります。 ただ曇り空でちょっと寒々しい風景となっています。 10月下旬の撮影です。列車名の稲穂も当然刈られています。 真夏～初秋に撮影して欲しかった気もします。

晩秋の秘境路線只見線が満喫できます。 現在は災害で不通になっている区間もありますが、 復旧の方向で決まったようで何よりです。

程よい価格の、程よい商品だと思いました。