弾きやすさ：弾きやすい、音質：非常に良い、作りの良さ：非常に良い

2023年末頃からツマミが白くなっています…。 2012年の発売から10年以上経ってもプロアマ問わず足元で良く見かける王道ペダル。後発ながら数えきれないほどあるODの中で生き残ったのは凄い。 ODは数が多すぎて、ビルダーも高価な新作を作ったそばから次作を構想する数打ちゃ当たる姿勢で現れては廃れるもの。 YouTuberギタリストのペダル紹介もビジネスか忖度なので要注意（本人が使わないものばかり）。 やはり大概のものは王道が間違いない。 ローゲインODとしてはTS、SD-1、BD-2が気に入っているならわざわざJan Rayを買う必要はないと思う。これらのペダルと音の違いは微差な割に値段が高過ぎる。それらで不満がある場合はEQも視野に入れた方が良い。それでもダメならJan Rayは候補の一つ。 同系統でコードワークが多いならmorning gloryの方が音の分離感が高く、用途で使い分けている。 Jan Rayは枯れたヴィンテージサウンドとSat（サチュレーション=飽和感）の増減でエッジを立たせたり図太い音でブーストしたりなど。TSに近い。 後は何と言っても筐体が格好良い！ 一つ持っておくと基準になるペダル。

弾きやすさ：弾きやすい、音質：非常に良い、作りの良さ：良い

とにかく軽いです。音はミドルをやや強調した印象で太くクリアです。 評判は良くプロが使用している時点で間違いないのは分かっていましたし、YouTubeなどでの比較も散々聴きましたが、正直侮っていました。 超主観ですがピックアップで言えばDiMarzioのPAF Proのように少しミドルに癖を持たせつつ、ギターらしいギターの美味しい音を絶妙に鳴らしてくれる感じです。 Roland Blues cubeと比較するとBCの方がハリとパンチがありオールジャンルで使い安そうですが、小編成のジャズやブルース、ネオソウルなどでは柔らかい印象のDV MARK JAZZ 12の方が合うかも知れません。 後はもうとにかく軽く、これだけ良い音を大音量で鳴らせる点は有難い限りです。 届いた時点ではスピーカーケーブルが外れていて、端子がゆるゆるで付けても直ぐに外れるのでペンチで少し抑えて無事にしっかり接続することが出来ました。 フロントパネルを固定する木材のネジも全て斜めに止まっているのは設計の狙いなのでしょうか？ 作り自体は良いとは言えませんがコストと音の良さを考えると全然オッケーです。 また発見があれば追記します。

弾きやすさ：弾きやすい、音質：非常に良い、作りの良さ：非常に良い

サイズダウンにより質の低下を心配しましたが流石king tone guitar、前作を超える音質です。 ここまでギターとアンプの音を活かしながら心地よい歪みが得られるペダルは他に無いように思います。故にペダル以前にある程度の音作りが出来ている必要があるかも知れません。 近い価格のブティック系も沢山持っていますがアンプライクなと言われるペダルの中で頭一つ抜けて優秀に感じます。 個体差は少しはあると思いますが、他ブランドのように高価な割に個体差が大きくて友人のものと比較してビックリなんてこともありません。 ミドルをブーストするタイプでは無いので、BPを掛けっぱなし、リードの時などにミドルをプッシュしてくれるペダルと合わせても良いと思います。 歪みの質は好みがありますが、個人的には極上の歪みで前モデルから気に入ってます。 デザインは前作の方が好きですが、今のデザインも先進的で悪くないです。 サイズダウンとDipスイッチが側面についたことはもう本当に嬉しいです。前作はその２点がネックだったのでこちらは使い倒します。

GibsonのMHS Humbuckerと交換してみました。MHSもなかなかの拘りらしく、Memphisという響き自体にロマンを感じる点と、フロントにアルニコⅢ、リアにアルニコⅡ、AWG42エナメル・コイル・ワイヤー、ランダム巻きとのことで迷いましたが、思い切ってCustombuckerにしてみました。 Gibsonらしさはそのままによりクリアでタイトで枯れ感もワザとらしくなく絶妙でバランスも良い感じです。 ジャズのみだとMHSも優秀なPUだと思います。音は好みですのでマッチすれば何でも良いんですが気に入りました。 MHSをベース5、ミドル5、ハイ5とすると、custombuckerは3.5, 6.5, 6.5とかそんな感じでしょうか？あくまでも個人の主観で感じ方は様々かと思われますがコモリ気味な音がナチュラルながらクリアになった印象です。 まだ変えて30分程の試奏程度ですので、セッションやバンドなどで暫く使って発見があれば追記します。 現段階では高かったけど買って良かったとかなり満足しています。

弾きやすさ：弾きやすい、音質：非常に良い、作りの良さ：非常に良い

V2は音抜けが良くなってアンサンブルでもより使いやすくなりました。 微差ですがこのペダルにしか出せない柔らかで太い音になります。 値段の価値があるかは意見が分かれそうですが基本的にブティック系は微差を楽しむものなので、並べて比べると違いが分かる程度の弾き手の自己満と思っておくと良いです。値段から期待し過ぎるとガッカリするかも知れません。田舎だとなかなか試奏できる環境がないので道楽に期待し過ぎないことは大切です。 ユニークな着眼点とその開発への情熱に価値があると思います。 気になったのはフットスイッチのオンオフノイズ。小さな音に抑えられていて問題ないけど、バッファーモードならもっと小さくなるかと思って試したらバッファーモードの方が酷くて使えなかった。今どき安いペダルでも無音なものが多いのに、トップアーティストとのタイアップで成功しているメーカーなのかなと疑問を感じはじめた。。。 DD-200の方が使いやすく音も作りやすいけどデザインも音も良いのでこちらも時々使っていこうと思います。

弾きやすさ：弾きやすい、音質：非常に良い、作りの良さ：非常に良い

Gt仲間との検証でVEMURAM製品は近いシリアルで同じ設定でドンシャリ、トレブリー、モコモコなど当たりハズレの差が大きいことを前提に…（旧シリアルとか迷信もいいとこ）。 共通しているのは独特なエアー感があり、音がコーティングされているような部分です。 たまたまBOSSのBD-2Wと並べたら意外と近い音でした。 個人的にJan Rayはシングルコイル向きと思いますが個体差によってはハムでもハマるものもありました。 Blues cubeもJan Rayに似たクランチを作れますが共にフェンダーの再現度は高いと思います。 古いjan rayが値上がりしていますが個人的には新しい方が透明感があって良いと思いますし、そもそもシリアルより個体差の方が大きく感じました。 総じて埋もれやすいか、抜けても線が細い音になりがちなので静かめのバンドやネオソウルなどに最適かも知れません。 他にはない音なのでハマればメインペダルになり得ると思います。